皆さんは漫画「銀魂」をご存じですか。
ジャンプ漫画を読んだことない人でも一度は聞いたことあるかもしれません。
実写映画化もされており連載終了後の現在でも人気が高い作品!!
漫画で読んでもいいが、アニメで見てほしいはなしも数多く存在します。
アニメで見るなら「この話は必ず見てほしいシリアス展開の回!!」を紹介していきます。
個人的な偏見も入っておりますがそこはご容赦ください。
ちなみに最初に言っておきますが、アニメでは完結しませんでした。
58~61話 紅桜編(べにざくらへん)
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
作中でも屈指の人気がある「紅桜編」。
実写映画化やアニメの映画化もされるほどの人気。
銀魂で初の長編の話になります。
桂小太郎のペット「エリザベス」がよろず屋来るところから、物語が始まります。
エリザベスは巷で話題になっている辻斬りに桂小太郎(ズラ)が襲われて行方不明になっていることをよろず屋に相談。
銀時は他に仕事の依頼があり依頼先に。
依頼先の刀鍛冶・鉄也の依頼で盗まれた「紅桜」の捜索を依頼されます。
「紅桜」は妖刀と言われており事をが起きる前に回収したいとのこと。物語はここからから始まります。
✔ おすすめポイント
- 初の長編話
- 高杉晋助率いる「鬼兵隊」の登場
- 銀時・桂・晋助の関係性が少しわかる
- 圧巻の戦闘シーン
鬼兵隊が本格的に登場。
銀時の戦闘シーンや桂と高杉との会話など見どころが満載。
この話を見て銀魂が嫌いになる人はいないほど。
「辻斬り」「紅桜」「桂小太郎」「よろず屋」「鬼兵隊」
このすべてがどういった風になるのかはアニメ版か劇場版で見て頂きたい。
人気な話だけあって内容は作りこまれておりその後の伏線にもなっている話。銀魂を知らない人は入門編でこの話をみるのもいいかもしれません。
実写版も豪華俳優陣で制作されているのでそちらも興味があればご覧ください。
76話~81話 柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべい)編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画13巻百十訓~15巻百二十三訓 掲載
人気キャラの一人「柳生九兵衛」が登場。この話のメインは志村姉弟。
志村妙と結婚するため柳生家に連れて行った九兵衛から志村妙を取り返そうとメガネ(志村新八)とゴリラ(近藤勲)が道場破りをする話になります。
決闘方法
- 六対六のサバイバルバトル
- 体のどこかに付けた皿が割れたら負け
- 敵の大将を討ち取ったら勝ち
一人一つのお皿を体のどこかに着けてそれを割るルール。ただし、一人だけ大将を決めて大将の皿が割られたらその時点で負けが決定。
メガネ側のメンバーはよろず屋3人に真選組のゴリラ(近藤勲)+マヨラー(土方十四郎)+ドS(沖田総語)。
柳生側は柳生四天王と九兵衛+最初は伏せられている大将の一人のメンバーになります。
おすすめポイント
✔ マヨラー(土方十四郎)の強さの原点
✔ メガネ(新八)の成長
この話の見どころはマヨラー(土方十四郎)のバトルシーンと銀時+新八のタッグ。所々にギャグは挟んでいますがシリアス展開は崩さずに話がまとまっており見どころ満載です。
柳生九兵衛の紹介も兼ねている話なのでぜひ見て頂きたい。
101話~105話 真選組動乱編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画19巻百五十八訓~20巻百六十八訓 掲載
マヨラーこと鬼の副長・土方十四郎が妖刀に取りつかれて「ヘタレなオタク」になるところから始まります。
この作品は真選組の内部を書いた話で作中でも人気の作品。
実写映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」の題材にもなっている話。
ここでしか出ない新キャラの伊藤鴨太郎(いとうかもたろう)が話のキーパーソンになっています。
さわりの部分を書かせていただくと、真選組にも内部派閥がありそれにより真選組が分裂を起こす話になります。
おすすめポイント
✔ 真選組の内部が少し見える
✔ 土方十四郎が近藤勲の事をどう思っているか
✔ 銀時の護ってきたもの
近藤・土方・沖田のそれぞれの見どころがあり真選組がどういった組織なのかも何となくわかる話。
銀時の人気なセリフもここの話に入っているのでそこも見どころ。まぁ、この話の主人公は真選組なので今回主人公はそこまで目立っていませんが。
こちらの作品は漫画ではなくぜひアニメで見て頂きたい。アニメでしか表現できないモノがたくさんあるので。
この話で少しだけ思ったのが「あなたの理解者は必ずしも親しい人ではない」「大切なものは無くしてから気付く」とゆうこと。無くなってからでは遅いのですが、無くなるまでは気付かないことがわかる話。
139話~146話 吉原炎上編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画25巻二百十訓~26巻二百二十八訓の長編作品。
銀魂の人気を不動のものにした作品。
銀さんが最初にスリにスリをやり返す導入になっています。スリをしてお金を集めていた子供「晴太(せいた)」の目的は吉原一の花魁「日輪太夫(ひのわだゆう)」に会うこと。
親がいない晴太は育ててくれたじいちゃんが死に際に行ってくれた言葉を頼りに日輪が母親ではないかと思い、会って話をするためにお金を貯めていた。
よろず屋一行は日輪に合わせるため吉原に行きます。
おすすめポイント
✔ 人気キャラの登場
✔ 吉原最初の話
✔ 鳳仙(ほうせん)と日輪の関係性
この話で人気キャラの「神威(かむい)」や「月詠(つくよ)」が登場。
敵キャラである鳳仙もなんだか憎めない話になっています。神威の戦闘シーンはほとんどありませんが、それでも神威の存在は忘れられない話になりました。
「漫画よりアニメで見てほしい話」!!
漫画でも面白いけれどアニメのほうがこの話は断然いい!!この話の最後に流れる音楽も個人的には大好き。そのまま一気に見ることをおすすめします。
177話~181話 吉原・地雷亜編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画29巻二百五十四訓~30巻二百六十二訓 掲載
この話のメインは「月読」。
吉原が解放されてから出回り始めたよくない薬が吉原中に蔓延していることから、出所を潰したい思っている「月詠」から相談を受けた「銀時」が月詠と一緒に調べる話になります。
主に師弟の話になっており月詠の師・地雷亜がメインの話になっています。
おすすめポイント
✔ 月詠の師の関係性
✔ 銀時の師への思い
おすすめポイントは師との関係性。銀時にも師がいることが判明していますが、この時点ではどんな人物かは判明していません。それでも師との関係性が少しわかるような話になっています。
印象的なセリフがあり「弟子を荷ごと背負うのが師匠の役目なら 弟子の役目は何じゃ 師を背負えるまで大きくなることじゃ」。
月詠の師弟関係がわかるようなセリフで印象に残っています。
210話~214話 かぶき町四天王編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画34巻二百九十七訓~三百九訓 掲載
物語の中で少し出てきた「かぶき町四天王」が全員登場。
よろず屋に勝手に舎弟になった「平子(ぴらこ)」が問題を起こすところから始まります。
一つだけテーマがあるなら「約束」。
作中でも屈指の強さを誇る「次郎長(じろちょう)」が友・「辰五郎(たつごろう)」とした約束。銀時がお登勢さんの亡くなった旦那さん・「辰五郎」に墓の前で勝手にした約束。
一人は約束を守るために大切なものを捨ててでも守る。もう一人は約束を守るため何一つ捨てずに守ることを選んだ二人の話がメイン。
おすすめポイント
✔ 銀時とお登勢の最初の出会い
✔ 銀時たちの歌舞伎町
✔ 勝手に約束したお登勢の旦那・辰五郎への約束
何回もアニメで見てしまうほどハマってしなう内容。漫画でもアニメでも楽しめる内容になっています。戦闘シーンはやはりアニメのほうが圧巻。
最後のシーンなんかちょっと感慨深いものがありました。
257話~261話 一国傾城編(いっこくけいじょうへん)
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画44巻三百八十六訓~45巻三百九十九訓掲載。
物語はここから加速していきます。この話は最終話までつながる話。最終話の序章といった所でしょうか。
おすすめポイント
✔ 骸の登場
✔ 銀時が攘夷戦争に参加した理由
物語のキーパーソンの一人「奈落三羽・骸(ならくさんば むくろ)が登場。
銀時たちの師・「吉田松陽(よしだしょうよう)」がなぜ死んだのか。銀時たちが「攘夷戦争(じょういせんそう)」になぜ参加したのか。その理由が描かれています。
ここから先の話は「銀魂・ポロリ編」以外は長編になっています。シリアス展開が多いですが引き込まれる内容。
262話~264 ギャラクシーソードマスター編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画46巻四百二訓~四百九訓 掲載。
志村姉弟メインの話。昔亡くなったとされていた「塾頭・尾美一(おびわん)」が道場に戻ってくる話。
尾美一は身体の半分を機械にして命をつないだと話しており、本人曰く「ギャラクシーソードマスター」と呼ばれているそう。
おすすめポイント
✔ 常に笑顔の理由
✔ 兄貴分・弟分の矜持
この話では志村妙がどんな時でも笑っている理由。兄貴分には兄貴分の矜持が。弟分には弟分の矜持があるお話。
少しわかりずらいですがそうゆうこと。銀さんが新八たちをどう思っているのかわかる話なっています。
本編の道筋とは関係ない話になっていますが、見ても損はない話になっていますので休憩がてらに見てくれればいいと思います。
300話~307話 将軍暗殺編
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画56巻五百二訓~58巻五百二十四訓 掲載
サブタイトル通りの内容になっています。
「神威を団長とする春雨の雷槍・第七師団」と「高杉率いる鬼兵隊」が将軍暗殺に乗り出します。
それをよろず屋3人と真選組の3人、伊賀の里の忍が戦う話。今まで活躍の機会がなかった御庭番衆の服部全蔵も話の重要人物に。
将軍家と御庭番衆の関係性も見えてくる話。この話は、今まで謎とされていた銀時たちの出会いの話が書かれています。
おすすめポイント
✔ 吉田松陽とはどんな人物だったのか
✔ 弟子三人の関係性
✔ 高杉が恨んだ相手
吉田松陽とはどんな人物だったのか。銀時・高杉・桂の三人がどのように出会ったのかがわかる話。
オチを言ってしまうと将軍は暗殺されてしまいます。それも銀時たちが手を出せない場所で。
なんとも言えない感じになりますが、その後の「さらば真選組」につながる話でもあるのでアニメを最後まで見たい方には外せない話になっています。
308話~316話 さらば真選組
(引用元 空知秀秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス)
漫画59巻五百二十五訓~61巻五百十五訓 掲載
将軍が暗殺されその責任を追及されたゴリラこと近藤勲。真選組はその責任を負い解散。地方に飛ばされたり職を追われた真選組が近藤勲を奪還するために政府が所有する監獄・獄門島に向かう話。
桂小太郎も近藤を奪還するためにわざと捕まり獄門島におり、真選組と攘夷志士が手を組む。よろず屋も参戦。
おすすめポイント
✔ 見廻組局長・佐々木伊三郎の本当の目的
✔ 真選組の結成の話
✔ 銀時の師・吉田松陽の登場
警護に当たっている見廻組(みまわりぐみ)と天導衆の使い・天照院奈落(てんしょういんならく)の朧が立ち塞がります。
見廻組の登場はシリアス回でのおすすめはしていませんが。バラガキ編で初登場しています。
この話は物語のキーパーソンである吉田松陽が天導衆の一人として登場。銀時の師吉田松陽はいったい何者なのか。
この話ではまだ語られませんが、その後の重要な伏線になっているのでぜひ見てください。
この後の話
基本的にギャグをちょこちょこ挟むシリアス展開になっています。
アニメ版ではギャグ回は削られています。
「銀魂ポロリ編」以外は。この後は「洛陽決戦編」⇒「銀ノ魂編」と最終回まで行きます。
最初に少し話しましたがアニメ版は完結しませんでした。
結局途中で終わってしまいどうしようもない感じでしたが、それでもおもしろいと言わせていただきます。
最終的には映画で完結するようです。
まとめ
これだけは見てほしいシリアス展開の話。
58~61話 紅桜編
76~81話 柳生編
101~105話 真選組動乱編
139~146話 吉原炎上編
177~181話 吉原・地雷亜
210~214話 歌舞伎町四天王編
257~261話 一国傾城編
262~264話 ギャラクシーソードマスター
300~307話 将軍暗殺編
308~316話 さらば新選組編
今回おすすめしたシリアル回。シリアルとギャグの落差があるので銀魂って面白い。それではさいなら。
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