【ニーアレプリカントver 1.224…】Bルート終了の感想。

ニーアレプリカントver1.224….のBルート終了しました。Aルートとは違ったまたなんとも言えない終わりになっていた。

 

記事内容
  • Bルートの内容
  • 印象に残った話
  • エンディングの感想

  

ネタバレも含むのでご了承ください。

 

Bルートの内容

 

Aルートは主人公たち人視点なのに対して、Bルートはマモノ視点の話が追加されています。

 

Aルートとの違い
  • Aルートになかった話の追加
  • マモノメインの話
  • マモノの言葉が書かれている
  • マモノの過去も明らかになる

 

Aルートにはなかった話が追加されています。個人的にはAルートはなくてもよかったと思えるぐらい。エミールとカイネの会話やカイネの過去を小説風に追加してより分かりやすく物語が進行していきます。中でもマモノの言葉がテロップで分かるようになっているところがイイ!!

 

言葉がわからなかったマモノの声にテロップが入っていることによりマモノの気持ちがわかるようになっています。マモノの映像も追加されているところもあるのでよりマモノがどんな気持ちで生きてきたのかがわかる。

Aルートだと悪者風に書かれていますが、Bルートだと印象が180度違ってくる。彼らも主人公たちと同じで被害者なのだと。

 

次に印象に残った話をします。

 

印象に残った話

 

  • カイネの過去
  • 映像が多く追加された人魚姫
  • 憎かっただけのオオカミたち

 

カイネの過去

 

カイネの過去
(引用 © SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. NieR Replicanp ver1.224…)

 

石化されたカイネが封印を解かれるときにはじまる過去の回想。小説風に進みます。

 

内容
  • カイネの幼少期
  • 崖の村の生活
  • 大型マモノ「フック」との因縁

 

カイネが村でどんな仕打ちを受けてきたかがわかるようになっています。正直、胸糞悪い部分もありました。マモノつきという理由で両親を亡くし、育ててくれたおばあちゃんまでも大型マモノによって亡くしています。

小説風に書かれているため描写をプレイヤーに想像してもらうようにしてあります。実際に映像にしたらかなりキツイものがありここは小説でよかったと思いました。

崖の村も同情的な部分はありますが、それ以上に嫌悪感が強く好きにはなれない村にこの話でこれまで以上に思ってしまう。

 

映像が多く追加された人魚姫

 

新規エピソードとして追加された人魚姫にもAルートより多くの描写が追加されています。

 

追加要素
  • 配達員さんとの会話
  • 人魚姫の思い

 

Aルートでは人魚姫の言葉はなく描写だけで想像するしかなかったのですが、Bルートにはテロップが入り言葉がわかるようになっています。どうして配達員さんだけは襲わなかったのか。どうして他の人を襲っていたのかが描かれています。

 

ここから少しネタバレになります。人魚姫が人を襲った理由を紹介。

 

人魚姫「ルイーゼ」の思い
  • 配達員さんとの約束
  • 人を襲った理由

  

全ては配達員さんとの約束。難破船のなかで最初に出会った配達員さんに優しくいてもらいある約束をする。それは外に出て一緒に歩くこと。

マモノは日光に弱く時間がたつと消滅してしまう。配達員さんはケガの影響と思っていたが本当は違う。この約束を守るために人魚姫は人を襲い体を大きくしていった。

人魚姫は作中でただ一体の「人間を食べると力が強くなる」マモノ。難破船ではなく奴隷船に捕まった時点で相当の力を持っていたと思われるが、それでも人の姿で歩くには力が足りないと人を襲い力をつけていた。ただ一つの約束の為。

マモノになってからどのような人生を歩んだかわからないがかなり悲惨な人生であることは想像できる。マモノになってから初めて優しくされたのか、それとも過去に似たようなことがあったのかはわからないが、ただ一つの約束のために人を襲った。

否定も肯定もできないが悲しい物語であった。

 

憎かっただけのオオカミたち

 

Aルートではただ憎かったオオカミたちが全然違う印象になった物語。

エピソード中に少年期でも出てきたフィーアというキャラが亡くなり、報復にオオカミたちと戦うのだが、Bルートではオオカミ視点の話なのでその見方はかなり違った。

 

オオカミのマモノ「ロック」の話
  • 王の結婚式を強襲した理由
  • マモノになる前のロック
  • 仲間たちへの思い

 

仮面の街で王の結婚式を強襲したのには理由があった。Aルートではほとんど書かれていないが、王の結婚式に何かあってはいけないと仮面の街の兵隊が事前にオオカミたちの大規模な討伐を行っていた。王の会話からすると王自身は知らなかったようだが、それの報復でオオカミたちは強襲したのだ。

オオカミたちのボスのマモノ「ロック」は生前は忠犬として主人に仕えていた。マモノになっても主人の愛した土地から離れずに仲間のオオカミと静かに暮らしていただけなのに人によって仲間を多く失い群れの長として決断しなければならなかった。

この話はAルートではただの悪役に見えたオオカミたちがBルート180度印象が変わった話でもある。Bルートだけを見たら人間が悪いと思ってしまうほどに。

 

Bルートエンディングの感想

 

Bルートエンディングの感想
(引用 © SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. NieR Replicanp ver1.224…)

 

Bルートはマモノ視点なのでエンディングも魔王の話に変化しています。

 

Bルートエンディング
  • 魔王の苦悩
  • ゲシュタルト体のヨナのやさしさ
  • エミールの生存

 

主人公に倒されヨナを救えなかった魔王にゲシュタルト(魂)のヨナが寄り添いエンディングを迎えます。それまで敵として出てきたマモノ達も魔王にとっては大切な仲間どということも気づかせてくれた。

エミールの生存も確認できた。ポポルの暴走に一緒に巻き込まれたが顔だけは砂漠に飛ばされ無事に。その後の描写はないがカイネにまた会えることを願う。

 

まとめ

 

 

今回Bルートの記事になりますが、Aルートとは違いマモノ視点で書かれている話になっていました。実際にマモノの印象はかなり変化。

同情もできないが批判もできないといった具合。ゲシュタルト計画の被害者でもある主人公たちと同じで彼らも経過の被害者なのだと思う。

この後C・D・Eルートと続いていきますが、Eルートは新作ニーアレプリカントとの追加エピソードになりますのでここも終わったら書いていきます。