疲れすぎて最近なんかダルイ私なのですが、書店で気になる表紙の本を見つけてしまいました。
その名も「最高の休息法」!!
何年か前に人の目がドアップで写っていた表紙を憶えていましたが、その時は手に取らずに今回は手に取ってしまいました。
表紙が白くまが寝ているちょっとかわいらしい表紙になっていたことと、最近仕事が忙しくて休日に寝ている時間が増えてしまったにもかかわらず疲れが取れていないカンジがしていたのでタイトルにも惹かれました。
- 七つの大罪ならぬ七つの休息法
- 実践してみた
- 本の感想
この本はマインドフルネスを活用した休息法になります。
✔ マインドフルネス
これがマインドフルネスだというものはなくそのすべての総称が「マインドフルネス」。
この本で紹介されている以外にもマインドフルネスはありますし、今なおマインドフルネスの研究は続いているのでそのすべてを把握することは難しいです。
それこそ研究者でもない限りは。
今回紹介する本の中には人がだれしも持っている様々な感情が原因となっておきる脳の疲労を七つの方法で軽減することができる方法が書かれています。
- 脳が疲れていると感じたとき
- 考え事
- ストレス
- 同じことを繰り返し考えるループ思考
- 怒りや衝動に対する脳のあり方
- 他人にマイナスの感情があるとき
- カラダへの違和感や痛みがあるとき
これらの思考は”脳”を疲弊させてあなた自身を疲れさせるモノになります。
私自身もこれらにいくつか心当たりがあったので実際に書かれている内容を実践したところかなり気持ち的にも”脳”的にもかなり楽になりました。
すべて実践する必要はありません。自分がこれは当てはまるものだけ実践しましょう。
今回書かせていただくのが実際に私が実践した3点になります。
- 脳が疲れていると感じたとき
- 怒りや衝動に対する脳のあり方
- 他人にマイナスの感情があるとき
人との関わり合いを持つとどうしても出てきてしまうもの。
最近これらにも悩まされていたのですが、この本に書かれていることを継続することによってかなり気持ち的にも”脳”的にも楽になった気がします。
脳が疲れていると感じたとき
man looking at the window photo – Free Person Image on Unsplash
脳が疲れている状態はいくつか存在しますが、代表的なのは3点。
- イライラ
- 注意力散漫
- 頭が重いなどの脳の疲労
仕事などのミスをするときや注意力などが散漫になるときってどうしてもありますよね。
仕方のないことですが、これが頻繁に起こるなら”脳”疲労している証拠。
常にイライラしているのも”脳”が疲弊しきっている証拠なのです。
この本で書かれている解消法では「呼吸に意識を向ける」ことが書かれています。
鬼滅の刃みたいな呼吸ではないのですが、集中するといった意味合いは一緒になります。
✔ 呼吸に意識を向ける
- 基本姿勢をとる
- 身体の感覚に意識を向ける
- 呼吸に注意を向ける
- 雑念が出てきたら呼吸に意識を戻す
- なるべくなら同じ時間場所で毎日5分でもいいので継続する
椅子に座って足は組まずに肩の力を抜いてカラダの感覚に意識を向けてください。
地球に引っ張られているような感覚に集中します。そのあとに呼吸を意識してみてください。
意識するといっても自分からするのではなく、自然と行っている呼吸に意識をかたむける意味合いです。
雑念は普通に出ます。
出ても気にしないように。
しょうがないことなので自分を責めないようにしてください。
また呼吸に意識を向けましょう。
できることなら毎日継続。
効果が実感できるまで2週間近くはかかりましたけど、実感できた後は継続して続けることができています。
ちなみに私の場合はお風呂に入った後に行っています。
大抵同じ時間に入浴しますし、寝る時間も同じにできるので継続しやすかったため。
- ストレス軽減
- 集中力の向上
- 感情のコントロール
- 雑念の抑制
これは実感できた効果。
本の中にはもう一つ「免疫機能の改善」が書かれていましたが、こちらはあんまり実感できませんでした。
実際に勤務先で受けた健康診断の数値は悪くなっていたので「免疫機能の改善」は私には疑問です。
不規則な生活だからかもしれませんが・・・。
マインドフルネスも万能ではないのでしかたがありません。
怒りや衝動に対する脳のあり方
どうしてもムカついたりするときって出てきてしまいます。
職場の同僚の機嫌が悪くこちらにもとばっちりが来るときなんか少しイライラしますし、嫌いな同僚と仕事するのも嫌ですよね。
そんな怒りや衝動をコントロールするすべをこの本は教えてくれました。
✔ 怒りのコントロール
- 怒っている自分を認識する
- 怒っている自分を受け入れてしまう
- 何で怒っているのか検証
- 怒りとの距離をとる
これは自分の事を他人事のように考える方法になります。
あなたの周りにも怒っている人や機嫌の悪い人など見かけると思いますが、他人から見ると結構どうでもいいことで怒ったり機嫌が悪くなっています。
そんな人に近づきたくないですよね。
あなた自身も似たようなもの。
怒っている自分を認識したらまずは受け入れてなぜ怒っているのか考えましょう。
その後他人の目線で怒りと距離をとると不思議と怒りは収まります。
人間なんで怒って当然。
仕方のないことと思っていしまいましょう。
- 怒りの鎮静
- 欲望のコントロール
- 衝動の抑制
私自身もたまにムカツク時があります。
大抵は職場でのことですが、そういったときはこの方法を使って気持ちを落ち着かせます。
イライラしていても仕事ははかどりませんからね。
とっとと忘れることにしています。
どうしても忘れられないときは仕事終わりに楽しいことをすると決めています。
そうするとそれ以外の事は結構どうでもよくなるので。
人生仕事だけではないですからね。
ちなみに衝動買いが多い人にも有効。
✔ 衝動買いしない方法
- 欲しいと思っている自分を認識
- なんで欲しいのか検証
- 一旦時間(距離)をおいて本当に欲しいか検証
衝動買いの多くがその場の雰囲気で買っているモノが多い。
後になっていらないとか確実にある。
いったん時間をおいて本当に必要か考える時間が必要。
日本人はそれでなくても「限定品・特価」などの言葉に弱い傾向があるので注意しましょう。
他人にマイナスの感情があるときなんかも効果的。
実際に試してみると思いのほか気持ちは楽になります。
他の4点は試してはいないのですが、自分の気持ちや考え方を落ち着かせる点では一緒だと思います。
ここからこの本に書かれているストーリーを少しだけ紹介していきたいと思います。
ストーリー
brown wooden chairs photo – Free Copenhagen Image on Unsplash
主人公は脳科学者の小川夏帆(通称・ナツ)さんが米イェール大学の精神神経学科で挫折や屈辱を味わったことから始まっています。
そして渡米する直前に母から「困った時があったら伯父さんをたよりなさい」と言われ伯父さんが経営しているベーグル店「モーメント」で仕事をすることに。
ただ、店の経営は傾いていたためナツは店の立て直しをするために協力します。
ここで登場するのが様々な考えや家庭環境の人たち
- カルロス
- クリス
- ダイアナ
- トモミ
- ブラッド
彼らはこの店で働く従業員なのですがそれぞれが悩みを持っており、それをイェール大学の教授ラルフ・グローブ(通称ヨーダ)からマインドフルネスを教わりながら店を立て直していきます。
この本の冒頭で紹介された七つの休息法をわかりやすく物語風にまとめてあります。
- どのような効果があるのか
- 基本的なやり方
- 休息法の疑問
などが書かれているので読んでみると読めるようになっている。
専門的な用語も書かれているが付随して説明も書かれているため覚えなくても問題ないですし、ぶっちゃけやり方・効果だけを憶えていれば結構なんとかなったりします。
読んでみた感想
カラダの疲れをとるなら睡眠が一番ですが、脳の疲れをとるにはマインドフルネスを活用することがいいと分かりました。
実際に一部だけでも毎日継続しただけで違います。
実際に効果が表れたのが2週間後ぐらいでしたが、人に対する気持ちが楽になりあまりストレスなどを感じなくなったと思います。
実際にストレスなんかを感じたときにこの本に書かれていることを実行すると驚くほど気持ちが楽になる。
仕事とかだと肉体関係の仕事でつらいなら絶対に睡眠はとるべきだし、マインドフルネスで脳を空っぽにするべきです。
デスクワークの人でも同じこと。
カラダは動かさなくても脳は常にフル稼働になっているはずです。
毎日同じ時間に脳を空っぽにして休息を与えることで仕事の効率も上がることでしょう。
疲れていると感じているなら実践してみるのもアリかと。
まとめ
- 脳が疲れていると感じたとき
- 考え事
- ストレス
- 同じことを繰り返し考えるループ思考
- 怒りや衝動に対する脳のあり方
- 他人にマイナスの感情があるとき
- カラダへの違和感や痛みがあるとき
今回は「最高の休息法」を読ませていただきました。
いや~~毎日残業で月の残業時間が40時間超えてくるとカラダ以外にもキツイものがあります。
この時期に書いている記事数が少ないのもそのためですね。
もっと頑張らないといけません。
まぁ、原因を考えればそんな会社が悪いのですが・・・。
転職本気で考えよう・・・・。
次に読ませてもらっているのが2冊ございます。
一つ目は伊坂幸太郎さんの「フーガはユーガ」とひろゆきさんの「1%の努力」になります。
「フーガとユーガ」は冒頭部分ではミステリー作品なのか超能力作品なのか全然わかりません。
色々な伏線が出ていますがこれがどんな風に回収されていくのか楽しみでしかたありません。
「1%の努力」は博之さんの半生を見ながらゆろゆきさんの考え方書かれていました。
この本はひろゆきさん自身が書いている本ではなく、ゆろゆきさんが喋って他の人が読めるように書いている本になります。
これはひろゆきさん自身も公表していることです。
こちらも読んでい途中なのですが、自分の考え方が変わるほどの衝撃を受けています。
2冊とも読み終わりましたらまた書かせていただきますのでよかったら見てください。