YouTubeのショートで気になったので観てみた作品「4デイズ」
爆弾を設置した犯人が尋問のスペシャリスト”H”とFBI捜査官のヘレンに尋問されるサスペンス映画。
正直、ネゴシエーター的な作品と思っていましたがかなり精神的にくる作品です。子供は絶対に観ない方がいいともいえるし、観ても理解できないでしょう。
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「4デイズ」

・公開日 2010年
・主演 サミュエル・L・ジャクソン
・ジャンル サスペンス
・キャッチコピー
主人公”H”

本名不明の尋問のスペシャリスト。あらすじで尋問の内容は書くが、非人道的な尋問を行って様々な事を聞き出す。
妻と子供もいるが自身も妻もワケアリな過去があり、妻も夫の仕事も容認している。
FBI捜査官”ヘレン”
今回の事件の捜査を担当しているチームリーダー。
当初は尋問内容に拒否感を出していたが、爆弾が爆発すれば数億人が亡くなることから”H”のストッパー役として尋問に参加。
ハーバード出身で家庭より仕事を優先する人物。
「4デイズ」あらすじ

タイトル通りに4日間のストーリーで進行していきます。
・主人公が誤認逮捕ののち釈放
・爆弾犯の尋問開始の水曜日
・タイムリミット前日の木曜日
・爆発時刻当日の金曜日
序盤:火曜日と水曜日

テロ対策で操作していたFBI捜査官のチームが間違ってある男を逮捕したところ、彼は政府に保護される特殊な要人だった。
名前はヘンリーなんちゃらと言った明らかに偽名なものだったが、上の命令により釈放。
ヘレンはテロの容疑者でもある”スティーブン・アーサー・ヤンガー”がすでに逮捕されていたことがこの時点で判明します。
元軍人の指名手配犯。軍では爆弾の扱いのエキスパートで、核燃料を盗み爆弾を作ったため逮捕された。
そこで軍が使っている秘密の場所でスティーブンの尋問が行われているとのことで案内されます。
FBIチームの数名だけ極秘で案内されたためそこで捜査を開始。
尋問は軍に代わり”H”が担当するが、しょっぱなからやらかしたためヘレンの警戒度はかなリ高くなっています。
スティーブンの爆破予告
スティーブンが逮捕される前に軍に送った爆破予告があります。
・アメリカの3つの街に3つの爆弾が都市部にある
・すべて核爆弾
・すべての場所の映像が送られてくる
・太平洋時間の21日金曜日の正午に爆発
作中から時間は残り約3日72時間以内に爆発する。そのため当初は捕まえることから考えていたが、ショッピングモールでわざと捕まっていたことが判明。
軍の秘密の場所に送られた時点で死亡扱いになっており、すでに人権はないそうです。
水曜日の午前十時十五分尋問開始
ヘンリーの尋問開始かと思いきや尋問中の軍人を叩きのめして強制退去させられた。
わざと捕まったスティーブンのことを”H”自身が一人の尋問だけでは厳しいと判断しヘレンと一緒に尋問を開始します。
飴と鞭作戦ですが、思っている以上に鞭が強すぎ。観ているこっちがかなりくるものがあります。
ぶっちゃけただの拷問ですから。
拷問の一例
・小指切断
・ナイフで刺す
・電気警棒で電気ショック
一応、拷問する前に最初の質問である「一番遠いところの爆弾の場所」を聞いていますが、答えてくれなかったので尋問を開始したって感じです。
まぁ、結局答えてくれませんでしたけどね。ヘレンの飴もほとんど意味なく初日は終わります。
中盤:木曜日

拷問は続いていましたが、覚悟して捕まった元軍人は結局何もしゃべりません。”H”の妻が弁当を持ってきたことにより1時間ほど休憩しますが、その間にヘレンが尋問しようとします。
尋問の時用に軽い電気ショックのボタンを渡しますが、わざとめちゃくちゃ強い電気ショックのボタンを与えていた。
ヘレンはめちゃくちゃキレて”H”の妻にもあたりますが、妻の境遇を知って反論すらできませんでした。
そんな中、FBIの捜査でスティーブンの逮捕前の移動範囲がわかってきた。
1.爆弾は「シカゴ・テキサス・ロサンゼルス・マンハッタ」のどこかの可能性が高い
2.爆弾を盗んだ経緯
3.妻と子供の所在
その後ヘレンの尋問中に声明を発表したいと言い出しカメラの前で話始める。ちなみにカメラが公開されることは無いそうです。
この時点で残り21時間となっています。
自分の話
・イスラム教の信者
・国も妻も子供も愛している
要求
・イスラム諸国の傀儡政権への軍事的支援をしない
・イスラム諸国からアメリカ軍を撤退すること
まぁ、無理な要求。一世紀かけた中東での作戦で撤退サインを出せるわけがない。
で、ここから尋問がレベルアップしていきます。
尋問のレベルアップ

正直、何をしているかわからんドリルを口に使用して尋問中。
爆弾の場所さえ見つかればどんな尋問でもいいけど、しゃべらないから軍とFBIで尋問のやり方の意見が割れてしまいます。
軍はこのまま、FBIは意味が無い尋問と言いますが、最終的にはこれしかなかったため継続されます。
あまりに激しい尋問の中、ヘレンが爆弾の証明をしてほしいと話す。で、爆弾の場所を1つしゃべるけどそれすら罠。
見晴らしのいい場所に案内されそこから爆発が一望できたヘレン。ショッピングモールで53人が亡くなった。
終盤:金曜日正午まで残り3時間

残り時間がもう数時間しかないため奥の手を出します。
最初に妻がスティーブンの前にきますが、それでもしゃべらなかった。しびれを切らした”H”が妻を尋問しようとするが、さすがに軍とヘレンに止められ断念すると思いきやのどをナイフで切り亡き者にした。
このシーンを見た時ものすごくあせっているのが伝わるが、手にかけてしまっては意味ないのではと思っていました。
ただ、この後の子供をスティーブンの前に連れてくるシーンでその理由がわかりました。
子供が連れてこられてスティーブンは爆弾の場所と住所をしゃべります。
・ニューヨーク
・ロサンゼルス
・すでに発見済みのダラス
住所まで言っていたのでこれで解決かと思いきや”H”があせっていた理由が「爆弾は4つある」ことだった。
爆弾1つに4.5キロの核物質が使用されており、盗まれたのは13~18キロ。最大でもう1つある可能性が高い。
そのため子供たちを解放したが再度連れ戻そうとする”H”側とヘレン側で銃を向けて言い争うが、さすがに子供は尋問できないとして”H”はスティーブンの勝利として開放した。
だが、スティーブンはその場で銃を奪いみずから命を絶った。
3つの爆弾は見つかりすべて解除されたが、4つ目の爆弾が爆弾の近くに隠されておりタイマーのカウントが1になり映画は終了します。
最後に感想:命の重さは平等ではない
最初はネゴシエーター的な映画かと思って観たらかなりヤバイ映画になっていた。
軍が秘密裏に使用している施設での尋問=拷問をして人間が壊れる様を犯人と尋問側両方から観ることができます。
特に作中ではこれらが意識されていたと思っています。
・人権の無い犯人
・残酷な拷問
・理不尽な世の中
・壊れていく人間
作中では拷問に反対していたヘレンだが、3億人の命のためにある意味黙認してしまいます。犯人のウソによって爆発し53人の死傷者が出た時はかなり危ない感じで感情を爆発させています。
拷問する側の”H”も慣れているかと思いきや、拷問を覚悟した元軍人の強さに苦戦し爆弾の重圧に潰されかける表現が数多くみられました。
自分の尋問の結果ですべてが終わるかもしれないと考えると当たり前かもしれません。
正直作品としては心理的サスペンスに近いですが、後味の悪い最後もありあまり好きになれませんでした。
最初から爆発させるつもりの犯人だったと考えるとすべて茶番に見えてしまうのがいけなかったかもしれません。
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