こんにちはなめ茸です。
大人気漫画「BLEACH」のキャラの中で、世界観を崩壊させかねないチートキャラが何人もいることはご存じでしょうか。
今回は、そんなチートキャラのどんなところがチートなのかを紹介していきます。
✔ チートキャラを選んだ基準
今回選ぶにあたっていくつかの基準を設けました。
- マンガのみで選んだ
- 能力
- 技
- 特性
- 戦闘シーン
実際にあった戦闘シーンや能力などを選んでいます。
小説やアニメはオリジナルキャラも多く連載終了後に書かれた内容もあるので選考基準には選びませんでした。
最初は軽いジャブぐらいから紹介。
黒崎一護
主人公こと黒崎一護。
連載当初はまだチートキャラではなかったが千年血戦編に突入するとチートキャラになってしまった人物。
主人公補正と言えばそうなのですが、それにしてはやりすぎ感が出てしまった。
2代目死神代行でもある主人公。
死神の力を持っていることは連載当初から判明していたが、その後に破面編で虚の力を死神代行消失編で完現術を、千年血戦編では滅却師の力を習得した。
死神としてのまっとうな力。 修行して始解と卍解を手に入れた主人公。 ここまではまだ大丈夫。
破面や仮面の軍勢が出現したことにより一気に虚の力を使用。
ここからチートキャラにだんだんなり始めた。
戦闘では主に虚の力を使用して戦闘をしていた。
破面編の最後に最後の月牙天衝を使用。
リスクはあったがチートキャラの片鱗がすでに見え隠れしている。
ここら辺から少し雲行きが怪しくなってきた。
死神・虚に加えて完現術の能力まで取得。
この能力は、藍染以降に新たに判明した能力。
黒崎一護の仲間、チャドや井上などがこの能力の能力者。
ここで残っているのは滅却師の能力だけになってしまった。
最後に滅却師の能力だが、マンガではあまり使用していない。
防御で使用することはあるが、滅却師のような弓の使用などは一度もない。
完現術がでて千年血戦編に入り滅却師メインの話と知ると、一部読者は滅却師の力も主人公は会得するのかと予想が出て、まさに的中。
能力盛りすぎのなんでもキャラになってしまった。
次はこの漫画最大の悪とされている人物。
藍染惣右介
この漫画最強のチートキャラ。
基本的に誰も倒せない設定。
黒崎一護が一度戦闘で勝利??しているが、代償として死神の力を消失している。
そうでなければ勝てなかった事実。
主人公以上のチートキャラ。
正直これ以上のチートはあり得ないだろうぐらいに書かれている。
斬魄刀の能力
斬魄刀で最強の能力「鏡花水月」。
五感と霊圧に作用する斬魄刀で一度でも始解の解放を見たものはそれ以降も催眠状態にかかったままにするチート能力。
藍染いわく、沼地を花畑に見せることや、ハエを龍にみせることも可能。
隊長格とそれに近い霊圧を持つ死神たちのほとんどが能力の解放を見ており鏡花水月の思うがままに催眠にかかる。
隊長格と同等かそれ以上の霊圧を持つ主人公のみが鏡花水月の始解解放を見ておらず藍染に対抗できる唯一のキャラ。
隊長格以外の死神は、見ても見なくても基本的に関係ない。実力差がありすぎるから。
この能力から逃れる方法は2つ
- 始解の解放を見ないor見れない
- 能力解放前に鏡花水月の本体に触っておく
1に当てはまるのが黒崎一護と東仙要のみ。
東仙は目が見えないためかかる心配はないが、黒崎一護は始解の発動を見ればかかってしまう。
2は市丸ギンが実践。
藍染を倒すために何十年もかけて聞き出した鏡花水月唯一の弱点。
崩玉を持っていなかった藍染ならギンの一撃で終わっていたが崩玉を持っていたため敗北した。
藍染自身の力
鏡花水月を使用せずともその力は全死神の中でもトップクラス。
総隊長であった山本元柳斎重國でも正面から戦っても勝てるかどうかの力。
市丸ギンが印象的なセリフを言っている。(少し長いです)
藍染隊長が怖いんは鏡花水月を使えるからやない 鏡花水月は怖ろしい能力やけど それ一つやったら殺されても従わへん奴は山程おる あのデタラメな十刃がそれぞれの思惑あれど一つの集団として形を成し得てたんはただひとつ 強いからや 藍染隊長の全ての能力が他の誰とも掛け離れてるかや ”鏡花水月に用心する”? あかん 不用心や ”他の全てに用心する”? あかん まだ不用心や 空が落ちるとか大地が裂けるとか君らの知恵を総動員してあらゆる不運に用心しても 藍染隊長の能力はその用心の遥か上や 引用 漫画BLEACH 45巻 390話 市丸ギンのセリフ
市丸ギンが言った言葉。 鏡花水月だけでなく藍染自身の力も異常。
鏡花水月の使用をしなくても護廷十三隊の隊長を簡単に倒してしまうぐらいの力。
崩玉の力
藍染が取り込んだ崩玉の力もチート。
崩玉は藍染が持っていたものと浦原喜助が持っていたもの二つ存在していた。
ともに不完全なため完全に能力が使用されることはなかったが、浦原喜助が持っていた崩玉を藍染が持っていた崩玉に取り込ませることにより完全な崩玉となった。
浦原喜助が持っていた不完全な崩玉でも能力を発揮しているため、完全な崩玉は想像を絶する能力になっている。
崩玉の能力によりキズは再生するは進化するはで手のつけようがない。
浦原喜助・黒崎一心・四楓院夜一の隊長格三人でも相手にならなかった。
崩玉の能力がなければただのバケモノで済んだのだが、それ以上の怪物になってしまった。
作中でも最強の藍染。実際にほとんど勝てるキャラは存在せず、死なない不死身なため作者も困ったのか封印という形で最後は終わった。
星十字騎士団 親衛隊
千年血戦編で登場した親衛隊4名。
そのほとんどがチート能力を持っており、死ぬことすら難しいキャラがほとんど。
この中でまともな滅却師はアスキン・ナックルヴァールのみ。
他は滅却師かどうかも怪しいし、もはや人ではない人物もいる。
それぞれがチート級の能力を持っているが中でもジェラルド・ヴァルキリーとリジェ・バロの能力は他のメンバーとは違い完全にチート能力。
リジェ・バロ
親衛隊のリーダー。千年血戦編のラスボスでもあるユーハバッハに最初に能力を与えられた滅却師。
万物貫通は霊圧で作った銃の直線上にあるものを貫通したという結果だけが残る極悪な能力。
弾はなく結果のみのため防ぎようがなく、霊王宮の護衛をしている零番隊をほぼ一人で討伐した。
防御面でもチート級。
両目を開いている状態だと、自身の体に対する武器での攻撃をすべて貫通する。
つまり、武器での攻撃が一切効かないふざけた能力になってしまう。
ユーハバッハの命令により普段は片目で戦闘を行っているが、自身の危機に対しては目を開くことを許可されている。
3回目の両目開きでそれ以降の戦闘も開き続けていいとされた。
なんでも処刑する罪人にあまりにも不公平なためとのこと。
この時点ですでにチート級なのだが、その後の能力解放で霊圧での攻撃も効かなくなる為リジェ・バロを倒すことが不可能になる。
漫画では今まで謎だった副隊長の伊勢七緒の斬魄刀で勝てたが、それも特定の相手に対して有効な武器であったためほかの死神では絶対に倒せなかったであろうキャラ。
他のマンガならラスボス級の能力だよ・・・。
ジェラルド・ヴァルキリー
滅却師の力をユーハバッハに分けられるでもなく最初から持っていたキャラ。
能力は”奇跡”。
傷を負ったもののサイズを神のサイズに交換する能力。
簡単に言えば無限巨大化能力。
傷をおえばおうほどデカくなる能力。
どんなに攻撃してもデカくなるだけだから倒しようがない。
最終的にはユーハバッハに力を吸収されたが、このキャラを倒せそうなキャラはいないでしょう。
ユーハバッハぐらいかね。藍染でも無理でしょう。
拘束とかはできなくもないかもしれないけど、素の力も強いから隊長格ぐらいしか相手にできない。
兵主部一兵衛
零番隊最強の人物。
尸魂界のすべての事柄に名前を最初につけたのがこの人物。
真名子とかいて「まなこ和尚」ともいわれることもあるらしい。
✔ 和尚自身の能力
和尚の能力で卍解の本当の名前を知った阿散井恋次は飛躍的に力を向上させています。
和尚にとっては息をするのと同じぐらい名前も簡単にわかるし、名付けることができる。
肉体的には他の死神と同じで攻撃されれば傷つくし、亡くなったりもする。
ユーハバッハに敗れた後に黒崎一護に名前を呼んでもらって復活しているが、万全の状態とは程遠い。
この時点でもはや死神に見えない恐ろしさ。
ちなみに生き返ったときに井上織姫はドン引きしていた。
✔ 始解と卍解
始解していない斬魄刀は特殊で筆の形状をしている。
この状態でも敵に攻撃できる。
筆の墨で黒く塗りつぶされたものは名前を半分失ってすべての能力が半分になる。
この時点でもすでにチート級の匂いがするのだがまだ序の口。
始解すると筆の部分が刃に変化。
大量の墨をばらまくようになる。
この墨に塗りつぶされたものは名前を失い力が無くなってしまう。
攻撃力が無くなってしまう能力だが、これだけなら他のマンガでもありそうな設定。
次の卍解が問題。
卍解は”しら筆一文字”
始解で黒く塗りつぶしたものに白い墨で名前を書くことでその名前のものに相手を強さを同じにする能力。
マンガではユーハバッハを黒蟻にして踏み潰していましたが、その気になれば豆腐とかでもいけそうな気がする。
✔ 黒の支配
斬魄刀の能力の特徴としては”黒”に関する能力が多く、全ての黒を支配している。
黒に関係するモノならすべて支配できるためこれもチート能力。
ユーハバッハが力を奪おうとしたものの和尚自身の力は奪えなかった。
零番隊の中でもこの人物だけがチート級能力の持ち主。
他はまあまあ異常だが死神の域を出ていない者が多い。
次からはこの漫画最強のチートキャラ2人を紹介
- 完現術・月島秀九郎
- 滅却師の王 ユーハバッハ
この二人は、それぞれ過去と未来を改変するチートキャラ。
みんな大好き月島さんとユーハバッハと手を組むことがあれば誰も倒せない最悪チートキャラコンビになってしまう。(絶対にないけど)
月島秀九郎
死神代行消失編で登場した完現術の使い手。
初代死神代行・銀城空吾に助けられたことにより銀城に心酔している人物。
能力名は”ブック・オブ・ジ・エンド”この作中でもっとも凶悪な能力の一つ。
自分自身の存在を相手の過去に挟み込むことによって過去を改変する能力。
実際に起こっていない事柄がおこったように認識してしまう能力。
切った相手(モノ)に作用する能力。
✔ 作中でおきた出来事
- 大切な人として
- 初めて来た場所でも過去に訪れたことがあるように
- 過去の事象をなかったことにもできる
黒崎一護の周りの人間に使ったときは過去の改編でその人の親しい人の設定で一護の前に登場。
人に挟んだ場合は、過去の本人から秘密も聞いている場合もある。
朽木白夜との戦闘ではモノ・人・斬魄刀に過去の存在を挟み込んだ。
斬魄刀に挟み込めばその技や特性などすべてを過去で見たことになり今までの戦術は通用しなくなる。
モノに挟み込めば過去の出来事なら基本的になんでもできる。
朽木白夜との戦いでは罠を仕掛けたりしていた。
チートキャラの理由
過去の出来事なら基本的になんでも改変出来てしまう。
一撃でも相手に攻撃できればどんなことでもできてしまう。
無機物に対しても有機物に対しても弱点がない。
唯一欠点があるとすれば、人に過去を挟み込む場合のみ。
途中から更に過去を挟み込むと意識の混濁がおきてしまい相手が壊れてしまう場合がある。
過去に何人かそれで壊してしまったらしい。
それ以外に欠点のない能力である。
最後の敵ユーハバッハ戦では一護の斬魄刀を直しただけで戦闘には参加していないが、もし参加していたら楽に勝てたかもしれない。
ぶっちゃけ、ユーハバッハに一護が勝てたのは月島さんと藍染のおかげです!!
月島さんは”過去の改編”でしたが次は”未来の改編”です!!
ユーハバッハ
千年血戦編の滅却師の王。
物語でもチート級のキャラだが、同じくチート級の愛染によって倒された。最
後の戦いで主人公はとどめを刺しただけ。
未来を改変するだけでもチートなのに、未来で知った出来事では倒せなくなるチートキャラ。
実際に零番隊の兵主部一兵衛は倒すことができなかった。
同じチートキャラでもランクがあったのだ。
唯一対抗できたのが藍染の「鏡花水月」と月島さんの「ブック・オブ・ジ・エンド」のみ。
鏡花水月の完全催眠はユーハバッハにも有効。
ブック・オブ・ジ・エンドで一護の斬魄刀は折られなかったことにした月島さん。
藍染はいつ鏡花水月の始解の解放をユーハバッハに見せたのか謎ですが、どっかで見せたんでしょう。
月島さんは安定のチートキャラなので最終戦には武器を直しただけで退場。
それ以降の描写も一切なし。
まとめ
異常なまでにチートキャラが多いこの漫画。
強くなりすぎた一護に合わせるかのように敵キャラまで強くなってしまい、護廷十三隊が千年血戦編ではほとんどザコ扱いになってしまった。
ドラゴンボールでも戦闘力のインフレがおこったが、BLEACHは段階をすっ飛ばすほどチートキャラが増大。
これって倒せる設定で出してないよね。
倒す方法ってほとんどがその敵に特化した力ばかりですもん。
特に下の二人は過去と未来の改変だもの。無理じゃん勝てない・・・。
ちなみに今回チートキャラから外した人物がいます
外した理由が他のマンガでもありそうなチートキャラだったから。
たしか・・・「うえきの法則」でもロベルト・ハイドンが使っていたような気もします。
厳密には能力は少し違うけど似たようなものだったと記憶している。