「悪役令嬢の五度目の人生を邪竜と生きる」のあらすじ・作品紹介。竜の花嫁の壮大な復讐劇【完結】

今回紹介する完結作品は「悪役令嬢の五度目の人生を邪竜と生きる ~破滅の邪竜は花嫁を甘やかしたい~」になります。

 

 

殺されるたびに同じ時代・同じ時間に転生する令嬢”ミュゼ・シュノア”が四度目の転生時に出会った竜”ラグナ”と5度目の人生で5人の人間に復讐をする作品になります。

 

復讐はおもに邪竜の手によって行われます。

 

✅ 記事内容

  • 作品概要
  • あらすじ・作品紹介
  • 主人公と邪竜
  • 5人の復讐相手
  • 読んだ感想

 

作品概要

 

 

「小説家になろう」からコミックに連載した作品。

 

  • まんがUPで連載開始
  • 2020年7月から連載
  • 出版社 スクエア・エニックス
  • 原作 島田莉音
  • 漫画 東弥イツキ
  • 全4巻

 

スクエア・エニックス運営しているマンガアプリ「マンガUP」で連載されていた作品。

漫画を描いているのは東弥イツキさん。このマンガが初の単行本になります。

 

2020年11月7日に1巻が発売。そこから全4巻で完結になります。

 

あらすじ・作品紹介

 

 

4回も殺害された令嬢が4回目に会った邪竜と5回目の人生で今まで殺してきた相手に復讐するストーリーになります。

令嬢の名前は”ミュゼ・シュノア”。邪竜の名前は”ラグナ”になります。

 

令嬢には死ぬと死ぬ前の特定の時間に戻されまた人生を繰り返します。

ですが、4回の人生では殺害されたその理由も謎でした。

4度目の人生で出会った邪竜”ラグナ”との絆が5度目の人生のときに残っておりそのことから邪竜に助けられ今までとは違う”殺されないストーリー”に入ります。

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 1巻)

 

✅ 4回の死

  1. 転落死
  2. 騎士候補に殺害される
  3. 人さらいにさらわれ酷使され病気で死亡
  4. 邪竜をあがめる宗教にいけにえにされかけ殺される

 

どんなに死を回避しようと行動を変えても死が訪れた令嬢だったが、5度目の人生は邪竜の花嫁として邪竜と婚約した。

彼女自身に復讐心はないが、彼女を傷つけられた邪竜が復讐しまくるストーリーになっています。

 

次にキャラクターの紹介。

 

令嬢と邪竜

 

 

主人公は令嬢の”ミュゼ・シュノア”。

その婚約者邪竜の”ラグナ”がメインでストーリーは進みます。

 

令嬢”ミュゼ・シュノア”

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 1巻)

 

ヒロインにして主人公。

4回目の人生で邪竜と出会い5回目の人生で邪竜の花嫁として生きた令嬢。

 

✅ 特徴

  • かなり美人の令嬢
  • 公爵家の元婚約者
  • 死にたいと思っている
  • 死に対して無頓着な部分がある
  • 4回の死で心が壊れている
  • 6人家族の次女
  • 兄が1人・姉が1人・弟が1人いる

 

4回の死を経験して心が壊れてしまった令嬢。

4回目に邪竜をあがめる邪竜教に捕まった時に邪竜”ラグナ”と出会い、5回目の人生でラグナに助けを求めたことで邪竜が彼女を花嫁にする。

 

心が壊れている5回目と違い、過去の回想ではかなり清らかな心の持ち主。

殺した相手を恨まない。同じところに立ちたくはないと思っている。

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 4巻)

 

彼女の家”シュノア家”は国の暗部の仕事をしている特殊な家計。

尋問や暗殺・拷問などといった公にできない仕事をしており、娘を悲しませた相手に対して復讐の準備をしていた。

特に姉の”ミルカ”は暗部では拷問の淑女と言われるほど拷問に長けている。

 

邪竜”ラグナ”

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 1巻)

 

広大な国1つを覆うほどの巨体を誇る巨大な黒い竜。

何度も世界を滅ぼしている竜として伝説になっている。

 

✅ 特徴

  • 巨大な竜
  • 大きさは自由自在
  • 力を分け与えることができる
  • 自分の分身を竜を制作可能
  • 魔法も使用可能
  • 人間姿はかなり美形

 

ミュゼを愛しすぎて暴走気味の竜。

その力は世界を滅ぼせるほどの力を持っている。実際に何度かこの竜に滅ぼされているようだ。

 

この世界の人間にはほとんど使えない魔法も使用できる。

その魔法で転移などもしている。

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 3巻)

 

自身の分身の製造も可能。

作中で”ミュゼ”の護衛として制作したが、ミュゼが名前”チビナ”とつけてしまったので1個体として認識されてしまった。

チビナはかなりかわいいです。

 

人間には”ミュゼ”以外は優しくないが、部下の悪魔にはとてもやさしい。

部下のする際に自身の力の一部を分け与えているが、これには自身が弱体化するリスクもある。

そんなリスクを冒しても仲間に力を分け与えているため部下からの信頼は厚い。

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 4巻)

 

✅ 登場する部下

  • インキュバス・サキュバスの姉弟
  • 透明人間”インビジブル”
  • 幻竜”マキナ”
  • 寄生生物”パラサイト”

 

インビジブル以外かなりエグイ能力の持っている。邪竜の復讐にかなり貢献している。

 

次に邪竜の復讐相手5人の紹介。

 

5人の復讐相手

 

復讐相手は5人。

  • アルフレッド 公爵家
  • ジャン 騎士候補
  • ヴィクター 宰相子息
  • レイド 王太子殿下
  • アリシエラ 聖女??

 

アルフレッド 公爵家

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 1巻)

 

令嬢”ミュゼ”の元婚約者。

婚約者がいながらも令嬢”アリシエラ”に心酔していた。

騎士候補のジャンを使い殺害した人物。

 

ジャン 騎士候補

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 2巻)

 

アルフレッドの御付きの騎士候補。

騎士としての理想が自分の中にあるが、ジャンの命令で”ミュゼ”を殺害した張本人。

 

ヴィクター 宰相子息

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 4巻)

 

”ミュゼ”をさらい娼館に売り飛ばした人物。

”ミュゼ”以外にも人身売買をしており被害にあった女性は多い。

 

レイド 王太子殿下

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 3巻)

 

第一皇太子。

”ミュゼ”を谷底に落とし殺害を命じたのと、邪竜教と接触して”ミュゼ”と”ラグナ”を捕獲した人物。

”ミュゼ”は生贄にされそうなところを助けられたと思いきやこの男に殺害された。

 

 

アリシエラ 聖女??

 

(引用 スクエア・エニックス 漫画 悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。 1巻)

 

4人の男性を虜にして”ミュゼ”を殺害し続けた令嬢。

神様のバグで”聖女”として目覚めており、その能力を使って男性を虜にしていた。

 

✅ スキル能力

  • 豊穣
  • 癒しの力
  • 誘惑

 

誘惑を悪用しまくって4人の男性をメインに洗脳。”ミュゼ”も通っている学園全体を微弱な洗脳で支配していた。

その他にも神のの力の一部を手に入れておりその能力で”ミュゼ”を何回も殺害している。

 

読んだ感想

 

 

ただただ復讐をするマンガになっていますが、邪竜の復讐のしかたがかなりエグイ!!

  • 悪魔の苗床
  • インキュバスで堕落
  • 永遠に死に続ける幻覚
  • 相手の思いを利用

 

あくどすぎない??って思うぐらいの復讐です。

 

”ミュゼ”の壊れっぷりも少し心配になるほど。話が進むにつれて異常に壊れている。

人間に対して復讐心もなくただ”ラグナ”がいればいいと言っています。

 

さすがに4回も死ねば心も壊れるか・・・・。

 

まとめ

 

 

今紹介したのは「悪役令嬢の五度目の人生を邪竜と生きる ~破滅の邪竜は花嫁を甘やかしたい~」でした。

復讐系マンガはけっこうグロイものが多いですが、一応少女マンガのジャンルになるのである程度はぼかされています。

邪竜に一途の”ミュゼ”にも好感が持てます。まぁ心ぶっ壊れていますが・・・。