バトルレベルがインフレしすぎたマンガ5選!!初期最強の数値がもはや役立たずレベルです。

マンガのジャンルの中でもっとも人気が高い「バトルマンガ」

最初は弱かった主人公が修行や仲間との絆で強くなっていくのが王道だが、中には強くなりすぎてしまったキャラクターばかりになってしまった作品もあります。

 

今回はそんな作品の中でも「戦闘力を数字にした作品5点」を紹介します。

 

ドラゴンボール

 

もはやインフレマンガの代名詞になっているバトルマンガ「ドラゴンボール」

ドラゴンボールと言われるなんでも願いが叶う玉を集める冒険が初期の設定でしたが、途中からドラゴンボールがなんでもありの便利道具になってしまっています。

 

それによって出てくる敵キャラや味方の戦闘力は天井知らずに上がりまくった。

 

インフレ率
サイヤ人の無職率高め
フリーザ様の帝王学がすごい
名言やネタが多いマンガ
総合

 

バトルレベルのインフラ以外にも名言やネタにされている伝説的マンガになります。

中には敵キャラであるフリーザの帝王学がすごいとまで言われているくらいです。

 

戦闘力の登場

 

 

作中で最初に戦闘力が登場したのがサイヤ人”ラディッツ”の登場。

彼が装備しているスカウターによって戦闘力が初めて表示された。

 

最初に表示されたのは猟銃を持った農民。

これで戦闘力が5。

猟銃をもった一般的な人の戦闘力が5だとしたら10はどのレベルになるんでしょうかね。

 

ちなみにラディッツの「戦闘力・・・ たったの5か・・・ ゴミめ・・・」も様々なネタにされるほどの名言になっています。

 

孫悟空の初期数値

 

 

主人公の孫悟空の戦闘力が初めて表示されたときの数値になります。

 

  • 初期(ラディッツ戦) 324
  • フリーザ戦の最後 1億5000万

 

フリーザのストーリーでバトルレベルがインフラしだしています。

スカウターの登場で戦闘力が数値化されたのがこの時期。

ただし、これ以降は戦闘力の数値化はほとんどなくなっています

 

悟空やベジータはドラゴンボール超ではもはや髪の色でステータス上昇が分かるぐらいになっています。

 

インフレキャラ

 

 

ドラゴンボールでインフレしなかったキャラは数えるほどしかしません。

サイヤ人はもれなくインフレ真最中。インフレしていないのは地球人ぐらいです。

なのでインフレしていないキャラの紹介をします

 

✅インフレしていないキャラ

  • クリリン
  • ヤムチャ
  • 天津飯
  • 亀仙人

 

悟空やベジータはインフレキャラになります。そして無職。

子供の悟飯は学者になっているのにいつまでたっても無職な二人です。

 

ベジータは妻の”ブルマ”が大富豪なので問題ないようですが、悟空の家庭は少し懐事情はキツイようです。

まぁ悟飯がサタンの娘と結婚したのである程度生活はできるようです。

悟空の妻のチチはある意味懐が作中で一番大きいですね。

 

 

トリコ

 

 

グルメ時代と呼ばれる食が豊富な時代で美食屋として働く主人公”トリコ”とその相棒”小松”が世界中の食材を求めて旅をするマンガ。

ドラゴンボールと違い戦闘力ではなく”捕獲レベル”で表示されています。

 

インフレ率
食材がうまそう
どうやって食べるのかわからない食材が多い
包丁さばきがバケモノだらけの料理人たち
総合

 

捕獲レベル

 

(引用 集英社 島袋 光年 トリコ 1巻)

 

捕獲する食材の難易度を表したもの。

難易度はその食材の強さだけではなく”発見の難しさ・希少性・場所”などの要素があり強いからと言って一概に捕獲レベルが高いわけではありません。

 

捕獲レベル1以下素人でも捕まえられる食材。
捕獲レベル1猟銃を持ったプロの狩人が10人いて捕獲できるかどうかレベル。
捕獲レベル5戦車を導入して捕まえられるかどうかのレベル

 

これ以上の捕獲レベルについての説明はありませんが、単純に捕獲レベルが高いからと言ってその食材が強いわけではありません。

食材自体は捕獲レベルが0なのにその”土地や遭遇率”など様々な要因で捕獲レベルは上がります。

 

中には”特殊調理食材”などもあり調理が難しいことからそのレベルがついている場合もあります

 

✅一例

  • フグ鯨 捕獲レベル29
  • 虹の実 捕獲レベル12
  • サンサングラミー 捕獲レベル80以上

 

これらには条件が様々ついています。

 

フグ鯨は体内にある毒の除去込みの捕獲レベル。破裂させて食えなくなった場合は1以下。

虹の実は、実に群がる肉食の動物を含めた捕獲レベル。

 

サンサングラミーはデスフォールと呼ばれる1キロにもおよぶ滝を超えた場合の捕獲レベル。

本体は1以下だが”超特殊調理食材”。強い人物が近づくだけで全身が黒くなり食べれなくなってしまう。

 

捕獲レベルのインフレ

 

 

捕獲レベルは初期で最大100まででした。

それ以上は測定不能で表示されていました。

それがグルメ界に入ると爆増。

レベル1000台~4000台は当たり前になっていきます。

 

中でもグルメ界の八匹の王”八王(ヤオウ)”は捕獲レベルのアベレージが6000前後。

食材の王様と言われている”ゴッド”に至っては1万になっています。

 

最終回に出てきた宇宙の食材「スペースタイパン」なんかは53万と言われています。もはや次元が違うレベル。人間がどうこうできるレベルではありません。

 

 

七つの大罪

 

 

国の大罪人と呼ばれる七人通称”七つの大罪”と呼ばれる集団を探す王女エリザベスとその道中で出会った少年メリオダスが七つの大罪を探し出すバトルファンタジーマンガになります。

 

このマンガに登場するバトルレベルは”闘級”と呼ばれるもの。

 

インフレ率
チートキャラ多数
天使が魔族以上にクズ
未回収の謎がある
総合

 

闘級

 

七つの大罪

(引用 講談社 鈴木央 七つの大罪 14巻)

 

 

七つの大罪の一人暴食の大罪人”マーリン”がしゃべる豚”ホーク”に渡した「バロールの魔眼」と呼ばれるマジックアイテムが最初の登場。

闘級が詳しく分かるのは作中では「マーリン・ホーク・ゴウセル」の三人だけだが、全体的な強さだけならなんとなくわかる者も多い。

 

闘級は3つの数値「魔力・武力・気力」の合計であらわされています。

 

魔力

そのものの強さを表している

武力

肉体的強さを表す

気力

戦闘における冷静さと忍耐力を表している
この3つの数値の合計がそのものの強さになっています。

 

主人公の闘級の推移

 

 

  1. 初期 3370
  2. ドルイドの試練後 32500
  3. 十戒”フラウドリン”戦 60000
  4. エスカノール戦 142000

 

初期当時は約3000近くなのだが、物語の終盤に約14万近くに上昇。

その後魔人王の力を得た時に等級は跳ね上がっているようだが、作中での言及はなかった。

 

ちなみに数字が判明している中で一番強いのが四大天使長”リュドシエル”闘級20万1000。

この表示以降は闘級の表示は無くなっている。

 

 

プランダラ

 

 

廃棄戦争の英雄”撃墜王”を探す旅をしていた陽菜が、伝説の撃墜王”リヒトー”に出会ってこの世界の真実を知ることとなるファンタジー作品。

作者は”そらのおとしもの”の水無月すうさん。

デフォルトされたキャラが印象的に残る作風が人気です。

 

バトルレベルを表す表示としては”星”。

この数がそのまま戦闘力に直結している場合が多い。

 

インフレ率
デフォルトキャラ多数
主人公がほとんど勝てていない
廃棄戦争は未来にありそう
総合

 

 

星とは

 

プランダラ

(引用 KADOKAWA 水無月すう プランダラ 1巻)

 

生まれてからカラダの数字の「カウント」を義務付けられている。

カウントは主に”何かを成し遂げた数”。最初に刻まれる数字は10。

そこから数をどうするかはその人自身。

逆の行動をすればカウントは下がっていき最終的には0になる。

 

✅一例

  • 料理がおいしいと言われた数
  • 信念を貫いた数
  • 一定の距離を歩いた数
  • 夢をかなえた数

 

人の数だけ星の意味が違ってきます。

この星は身分の差にも直結しており、身分が高い人間ほど星の数のも多い。

 

この星をかけた戦いも当人同士が納得すれば可能。

ただし、星が0になるとアビスと呼ばれるところに送られてしまう。

 

他にもカラダに刻む以外にも”バロット”に星を刻むこともできる。

 

バロット

 

プランダラ

(引用 KADOKAWA 水無月すう プランダラ 1巻)

 

舞台となる”アリシア国”の軍に所属している一定以上の階級の人間に渡されるのが武器に刻まれた星”バロット”。

それ以外の人が持っているいるホルダー所持者を”違法所持者(バロットホルダー)”と呼んでいます。

基本的に軍以外の人間が持っているだけで罪になります。

 

主人公の星の数

 

 

主人公”リヒトー”がカラダに刻んでいる初期の数は-999です。

違法バロットを持つことによって相殺してアビス送りになっていない。

 

武器に刻まれた数値は5700。

これが初期の数字。その後インフラがおきます。

 

伝説の撃墜王と呼ばれる人間はそのバロット数を上昇させることができる能力があります。

もちろんリスク付きですが、作中ではその能力を使い爆上げしていました。

 

クライマックス直前では500万近くまで上昇。それまでの最高を難なく突破した。

ちなみに最大数の持ち主は”フィレンダ”その数1千万!!ぶっ飛んでいます。ただ最終的にカウント関係なく倒されています。

 

 

幽遊白書

 

 

子供を助けようとして死んだ“浦飯幽助”が生き返るために霊界の依頼をこなすのが最初の初期設定。

その後生き返った後に霊界探偵として働きます。

 

バトルレベルが可視化されたのが物語の終盤。

主に道具を使い可視化されています。

基本的に”妖力値”で表示されることが多い。

 

インフレ率
多彩な妖怪
妖怪が強すぎる
人間が醜すぎる
総合

 

妖力値

 

 

マンガの終盤18巻の”魔界編”に出てきた数値。

強さの目安となる妖力を数値化したもの。

作中ではあまり使われることはありません。

 

最初に登場したのが魔界の三大勢力の一人”黄泉”陣営の作戦会議のときに登場。

ここで三大勢力のトップ「黄泉(よみ)・軀(むくろ)・雷禅(らいぜん)」の数値が発表されます。

 

妖力値の数字

 

幽遊白書 18巻

(引用 集英社 冨樫義博  幽遊白書 18巻)

 

基準とするのが蔵馬の人間形態時の数値2000弱。

これがどれほど強いのかわかりませんが、上記で紹介した三人はこれ以上の数値になっています。

 

  • 黄泉 1550000
  • 軀  1575000
  • 雷禅 1322000

 

百万オーバーの数値。数値化されてもはやインフラしだしています。

 

主人公”浦飯幽助”の数値は登場していませんが、妖怪化した蔵馬の数値が15万以上なのでそれ以上の数値には間違いないようです。

他にも暗黒武術会に出た選手”酎・陣・鈴駒・凍矢・美しい魔闘家鈴木・死々若丸”が蔵馬の発案と玄海師範の修行で10万オーバーの妖力値になっています。

 

 

まとめ

 

  • ドラゴンボール
  • トリコ
  • 七つの大罪
  • プランダラ
  • 幽遊白書

 

ストーリーが進むにつれてインフレしたバトルマンガばかりですが、どれも人気の高い作品になっています。

ドラゴンボールは続編とされている「ドラゴンボール超」がありますし、七つの大罪の続編「黙示録の四騎士」もあります。

 

戦闘力の上限がないってことはそれ以上の敵も出し続け放題ですからね。終わり方も難しいですが、幽遊白書以外はきれいに終わっています。

 

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他にもまだインフラバトルマンガがあれば紹介していきたいと思います。