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実写映画の成功作とされる「るろうに剣心」
その中でも興行収入が全5作品のなかで一番多いのが「るろうに剣心 京都大火編」になります。
そんな人気のある作品ですが、ひどいと言われている部分が目立つ内容になっています。
今回は「るろうに剣心 京都大火編」のひどいと呼ばれている部分の紹介です。
あらすじはこちらからご覧ください
るろうに剣心 京都大火編
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主人公”緋村剣心”の最大の宿敵”志々雄真実”との戦いを実写映画化した作品。
京都で暗躍している人斬りの後継者”志々雄真実”を止めるために京都に向かう剣心。
志々雄真実の計画で実行される京都を火の海に計画を止めるべく剣心とその仲間たちが立ち向かう話になっています。
シリーズ最大の興行収入52億円を突破した大人気作品。
主人公”緋村剣心”を演じるのは俳優の佐藤健さん。
宿敵”志々雄真実”を演じたのは藤原竜也さん。
大人気キャラ十本刀の1人”瀬田宗次郎”を演じるのは神木隆之介さんとなっています。
他にも前作には登場しなかった篠森蒼紫や高町操など数多くの人気キャラが登場します。
ただ、興行収入は多いですが内容がひどいと言われている部分が多い作品です。
✅ひどい理由
- 篠森蒼紫がただのチンピラで登場
- 志々雄真実の影武者演出
- 十本刀で活躍したのは3名だけ
- 神谷薫の誘拐
この内容はマンガにはなくオリジナルとして演出されていますが、このオリジナル部分が本当にひどかった。
篠森蒼紫がただのチンピラで登場
(C)和月伸宏/集英社
(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
篠森蒼紫はマンガなら前作のストーリーで登場するはずでしたが登場しなかったため今作から登場。
ただ、その登場に問題がありまくりだった。
- 相楽左之助に剣心のことを強引に聞き出そうとする
- 同じことしかほぼ言わない
登場は剣心のことを聞き出そうと相楽左之助にチンピラのように喧嘩を売りボコボコにするといった登場シーンです。
ぶっちゃけ最初の印象が最悪すぎてその後に登場しても邪魔者扱いに近い。
監督さんが俳優さんの事嫌いだったのかな??と思うぐらいです。
正直な話、篠森蒼紫を登場させる必要性はまったくなくそのままストーリーを進行することも可能でした。
無理に登場させてしまったためなぜか続編の「伝説の最後」では因縁も何もない志々雄真実と戦っています。
「お前いつどこから戦闘に参加した!?」と思えるぐらい突然の参戦。意味不明でしたね。
志々雄真実の影武者演出
(C)和月伸宏/集英社
(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
京都が志々雄真実の計画で一部に火が鼻垂れて町がパニックになっているような状況で剣心の前に登場したのが複数人の志々雄真実の影武者。
陳腐なB級映画を観ているようで本当にいらなかった。
あのシーンを影武者ではなく十本刀で活躍していなかったキャラならかなりよかったと思っています。
剣心一人では苦戦するかもしれないので、左之助や斎藤一たちと合流して退ける的な感じで。
倒してはいないけど退ける事には成功するみたいな内容が良かったのに・・・。
あのシーンはこの映画で一番ひどいシーンでした。
本当にシラケた。
十本刀で活躍したのは3名だけ
(C)和月伸宏/集英社
(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
志々雄真実の懐刀”十本刀”で活躍したのは最終的に3名のみになります。
- 刀狩りの帳
- 瀬田宗次郎
- 明王の安慈
京都大火編では”刀狩りの帳”と剣心との戦闘、続編の伝説の最後では残りの2名です。
活躍させることはできたはずですが全然活躍しませんでした。
志々雄真実の甲鉄艦”煉獄”に剣心が神谷薫を助け出そうとしたときにその強さで剣心を退けた十本刀が、伝説の最後編ではその強さを見せることなく軍に拘束されています。
弱すぎますし活躍の場もない。
十本刀の2番手とされる宇水さんは牙突一回で敗北。
弱すぎ演出です。
神谷薫の誘拐
(C)和月伸宏/集英社
(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
漫画でも神谷薫は合計2回さらわれているヒロインですが、映画では合計3回さらわれています。
志々雄真実のストーリーでは本来さらわれないのですが、オリジナルでさらわれました。
さすがに3回連続で映画でさらわれるとなると展開に飽きます。
1作目でもさらわれ、最終章でもさらわれてしまうヒロイン。
某赤い帽子をかぶっているゲームキャラのヒロインと同じです。
全5作品同じ展開。
本当にひどい手抜きストーリー。
個人的な感想
そこまで評価が高い理由が分かりませんでした。
特に篠森蒼紫と志々雄真実の影武者のシーンが最悪。
神谷薫の誘拐はオリジナルで組み込んでもそんなに違和感はありませんでしたが、上記の2点だけは許せなかった。
一気に冷めましたね。
篠森蒼紫は正直映画に出演させなくても進行できた登場の仕方でしたし、志々雄真実の影武者なんて質の悪いB級映画を観ているようでした。
全5作品の中では一番の駄作だと私は思っています。
まとめ
- 篠森蒼紫がただのチンピラで登場
- 志々雄真実の影武者演出
- 十本刀で活躍したのは瀬田宗次郎だけ
- 神谷薫の誘拐
全5作品の中でも一番の駄作だと思っている私。
正直観る気はしないですね。
実写映画「るろうに剣心」の中でもオススメなのが1作目と4作目。
こちらはアクション・内容共に観ていても楽しいです。
特にアクションの集大成に近い「るろうに剣心 最終章 THE・Final」はものすごいアクションです。
内容を知らなくても盛り上がります。
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