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週刊少年ジャンプで連載していた「約束のネバーランド」その実写映画が作られた。
公開前は批判的な意見が多かったものの、公開後は実写映画としては評価が高く興行収入もよかった。
続編の期待も出ているが、続編はないでしょう。
爆死した作品ではないのになぜ２作目が制作されないのか。
最初にどんな作品なのか、前評判と公開後の評価の違いを見ていきましょう。
実写映画「約束のネバーランド」
約束のネバーランド : フォトギャラリー 画像(21) – 映画.com (eiga.com)
・公開日 2020年12月18日公開
・興行収入 約20億円
・連載誌 漫画「週刊少年ジャンプ」
・コミック 全20巻
・エマ役 浜辺美波
・レイ役 城桧吏
・ノーマン役 板垣李光人
・イザベラ役 北川景子
・シスター・クローネ役 渡辺直美
実写映画で興行収入約20億円とそれなりに人気があった。
前評判とは違い原作の内容をほとんど改変せずに映画を作ったことからマンガを読んだことある人にも人気があり続編も期待されている。
前評判とはかなり違い公開後の評価はそれなりに高かった。
✅ 記事内容
- 前評判が悪かった理由
- 続編が公開されない理由
前評判が悪い理由
実写映画決定とともに公表された映画の設定に批判が集まった！！
✅批判された内容
マンガでは農園の子供たちの出荷が始まるのが6歳。最長でも12歳までに出荷する設定になっていますが、映画では最年長を16歳に設定した。
そのため批判が続出する事態に。
キャストはメインの3人以外はほぼ決まっていなかったが、爆死しそうな雰囲気を出している作品になりそうと評価は軒並み低評価の嵐に。
ちなみに同時期に放送されていたアニメ２期目は大炎上した作品でもあります。
2020年に放送されたアニメの中では一番炎上したのではないでしょうか。
公開後の評価
公開後は年齢設定に批判的も多かったが、実写映画としては成功した。
・原作の内容をあまり崩さなかった
・イザベラとシスター・クローネの完成度の高さ
・続編を期待させる終わり方
原作の内容をあまり崩さなかった
年齢設定を16歳にしたのはアウトだが、それ以外は原作に近く見ごたえがある。
2時間近くに内容をおさめるためある程度は説明を省いてはいるがそれでもわかりやすい。
マンガの内容と少し変わっていたのが脱出自のイザベラとエマの会話部分のみ。そこは映画オリジナルにしてオチをつけた。
イザベラとシスター・クローネの完成度の高さ
北川景子さん演じる”イザベラ”と、渡辺直美さん演じる”シスター・クローネ”の完成度が異常に高かったことがヒットした要因でもある。
この二人の演技が映画の質を一気に上げており、主人公たち以上のインパクトを残した。
イザベラを北川景子さんが演じると情報が出た時点でかなりマンガに近いと噂されていましたが、まさかここまでとは。
渡辺直美さんの演技もマンガのクローネそのもの。作りこみが半端ない。
ぶっちゃけ、この2人をメインに見てほしいぐらい。
渡辺直美さんは中盤からは出てきませんがそれでもインパクトはすごい。役者もできるってあの人何者だよってレベル。
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続編を期待させる終わり方
マンガではイザベラとの会話はなくそのままGF農園から脱出しますが、映画ではオリジナルとしてイザベラとエマの会話で終わります。
そのため続編の期待を持たせるような終わらせ方をしている。
続編自体は興行収入から見ると制作可能なのですが、はっきりと言って続編はないでしょう！！
続編がない理由
この物語の続編となるのが脱出後の話とゴールディ・ポンドの話。
続編として作るならこの話を両方とも組み込まないと作品としてはオチが無くなってしまう。
オリジナルにした場合、アニメ2期のように炎上するかもしれないからだ。
ただし、マンガ通りに進行させても2作目を作るにはかなりハードルが高い。
・子役たちの成長により役の変更
・子供が銃を使うシーンが多い
・映画にするには前編・後編にしないと収まらない
子役たちの成長により配役の変更
子役の変更は余儀なくされるでしょう。
実写映画で成功した「るろうに剣心」の明神弥彦も何回か俳優が変わっています。
約束のネバーランドは内容的に子供が多い。
子役の成長は早いので１～２年違うだけでも交代しなければ前作との違和感が出てしまう。
2期目をやるならなるべく早くした方がいいのだがいまだに情報がないため、2022年に公開予定があったとしても子役の変更は余儀なくされるでしょう。
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子供が銃を使うシーンが多い
（引用 集英社 原作・原案白井カイウ 作画出水ぽすか 漫画約束のネバーランド）
マンガの内容で2期目を作るのなら、子供が銃を使うシーンが数多く存在します。
年齢設定が16歳より下が多いので批判の的になるでしょう。
日本の場合銃規制がされており、子供が銃を撃つシーンなどは映画では極力作られておりません。
探そうと思えばあると思いますが、私自身は見たことがないです。
映画にするには前編・後編にしないと収まらない
ゴールディ・ポンドの話をする場合２時間程度では収まる内容になっていません。
削れる部分を削ったとしても前編・後編で物語を作らなければ無理でしょう。
オリジナルの作品にする場合ゴールディ・ポンドの話はカットされる可能性は高い。
それどころか重要キャラのルーカスやユウゴの登場もない可能性もある。
オリジナルにするにしろ、マンガの内容通りにするにしろハードルは高い。
まとめ
・続編は絶対に作られない
・イザベラとクローネの完成度は高い
・年齢設定の変更は作品を台無しにしている
個人的には2期目を見てみたいですが、内容的にオリジナルになるか作られないでしょう。
マンガでは最初から最後まで今見ても面白い。
アニメでは２期目がオリジナルに走ったため原作を台無しにしていまい炎上してしまいましたが、それはそれで面白い作品になっています。
マンガの元ネタの考察も様々されているので興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。
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