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週刊少年マガジンで連載している「東京卍リベンジャーズ」。
実写映画化もされるこの作品。物語の最初の抗争でもある「8・3抗争」その全貌を紹介。
マンガでいえば4巻までの話になります。
大人気公開中の実写映画「東京リベンジャーズ」の映画の内容にもなっている物語。
8・3抗争
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
タイムリープしたタケミチが最初の遭遇する抗争。
タイムリープ前とタイムリープ後ではタケミチの介入もあり過去と未来の情報が違ってくる。
最初の抗争相手は「愛美愛主」。
高校生~中学生までと約150人近い大組織。主の新宿をメインの活動の場所にしていたが、抗争後は新組織「芭流覇羅」に。
H2世代と呼ばれる平成2年生まれの「愛美愛主」は離脱し「東京卍會」と合流。
そのまとめ役として稀咲鉄太が三番隊隊長に就任している。
ここからタイムリープ前と後の抗争の違いを見ていきましょう。
タイムリープ前
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
タイムリープ前では2005年「愛美愛主」の総長・長内と「東京卍會」が激突。
その後の内部抗争でドラケンが刺され8月3日に死亡した。
抗争の原因が「愛美愛主」が三番隊隊長パーちんこと林田直樹の親友が「愛美愛主」に襲われ家族や親戚などが追い込まれていることをパーちんに相談したことから始まる。
「8・3抗争」前に「東京卍會」と「愛美愛主」の抗争が始まる。
この時に三番隊隊長パーちんが長内を刺し少年院に。
このことから「東京卍會」ではパーちんの意思を尊重するドラケン派とパーちんを助けたいマイキー派に分かれて内部抗争が勃発。
8月3日に「東京卍會」で内部抗争が勃発。
ドラケンが刺され死亡した。
ドラケンが死亡したのはタイムリープ前の場合は「東京卍會」の内部抗争。
刺した相手は分かっていない。
ドラケンが死亡するのを防ぐためにタケミチはタイムリープして過去に戻ったのが最初。
ドラケンとマイキーの内部抗争を止めたタケミチだが、過去の改変により物語は違う方向に向かった。
改変後の物語
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
「愛美愛主」との争いが終わりマイキーとドラケンのケンカも止めた恋人のヒナとタケミチは夏祭りを楽しんでいた。
だが、喧嘩賭博によってドラケンに恨みを持つ三番隊隊員のキヨマサと、三番隊隊長パーちんを助けたかったがパーちんの意思を尊重して助けようとしないドラケンに恨みをもった三番隊副隊長のぺーやんが「愛美愛主」と手を組み2005年8月3日にドラケンを襲撃。
そのまま抗争に発展する。
抗争中にドラケンがキヨマサに刺されるも何とか一命を取り留めた。
その後、本来の時代に戻ったタケミチだったが、ヒナは亡くなり次のタイムリープをする。
抗争前は内部抗争によりドラケンが刺されて亡くなっています。
タケミチが喧嘩賭博でキヨマサに喧嘩を売ったことにより未来が変わり内部抗争から「愛美愛主」との抗争に変化。
「愛美愛主」に利用される形でドラケンを刺す形になっている。
タイムリープ前に「東京卍會」の”総長代理”であった稀咲鉄太は加入しています。
タケミチがマイキーとドラケンのケンカを止めたことにより内部抗争はおきなかったため未来が変わり、敵対組織「芭流覇羅」が新しく誕生。
次の物語「血のハロウィン」がおこった。
ここから「8・3抗争」の主人公以外での重要キャラを紹介。
この抗争で暗躍、もしくは利用されたキャラについて紹介していきます!!
抗争の重要キャラ
タイムリープ後のタケミチの行動で未来が変わり、内部抗争から変化。
2005年8月3日夏祭りの日に佐野万次郎率いる「東京卍會」と「愛美愛主」の”仮”総長・半間修二が激突する戦い。
タケミチの目的は、この抗争で死亡したとされるドラケンこと龍宮寺堅を助け、タケミチの恋人・ヒナを救うことが目的。
✔ この抗争のキーマンは4人
- 三番隊副隊長 ぺーやん
- 三番隊隊員 キヨマサ
- メビウス”仮”総長 半間修二
- メビウス 稀咲鉄太
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
✔ 三番隊隊員 キヨマサ
タケミチたちがやらされていた喧嘩賭博の元締め。
「東京卍會」の三番隊隊員でドラケンにも名前を憶えられていたことからそれなりに地位のある人物。
喧嘩賭博の件で隊内の地位を失ったことからドラケンに恨みを持っており、8・3抗争中にドラケンを刺した。
その後は書かれていない。
✔ 三番隊副隊長 ぺーやんこと林良平
「愛美愛主」の総長・長内を刺したことにより少年院いった三番隊隊長・ぱーちんを助けることをヨシとしなかったドラケンに恨みを持ってしまい、「愛美愛主」と手を組みドラケンを数十人で襲撃した人物。
その後、マイキーの説得により我に返ったがこの抗争を引き起こした人物の一人でもある。
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
✔ メビウス”仮”総長 半間修二
長内の後を継いだ仮の総長。
実際には稀咲鉄太が実質「愛美愛主」を仕切っているのだが、この抗争の最後に新組織「芭流覇羅」の結成を宣言。
350人の大組織の副総長として次の物語にも関与してくる。
このキャラは謎が多く最後の「梵天編」まで絡んでくるキャラと言われているが、今のところ登場はない。
✔ メビウス 稀咲鉄太
描写はほとんどないが、今回の抗争の裏の全てで手を引いていた人物。
抗争前の「愛美愛主」の三番隊隊長・パーちんの友達襲撃も、その後のキヨマサ・ぺーやんをそそのかし内部分裂や襲撃を企てた人物。
マンガではのちに分かることだが「東京卍會」総長・佐野万次郎に執着している。
この段階ではまだ目的は分からないが、のちに判明することとなる。
この抗争でドラケンが刺されることまでは一緒だが、そのあと一命を取り留めたことにより物語は変化。
「愛美愛主」のH2世代と呼ばれる平成生まれが「東京卍會」の傘下に入り、稀咲鉄太がそのまとめ役として三番隊隊長に就任した。
改変後の8・3抗争の内容
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
マイキーとドラケンが和解した後の話。
タイムリープする前は内部抗争が勃発して、「東京卍會」のメンバー同士で争うことに。タケミチの活躍により内部抗争がは回避されており、タイムリープする前とは違う「8・3抗争」がおきた。
- 夏祭りでペーやんと「愛美愛主」がドラケンを襲撃
- 夏祭り満喫中のタケミチと二番隊隊長・三ツ谷が合流
- 駐車場で襲撃されていたドラケンを発見
- マイキーが到着。その後他のメンバーも集まり抗争に
- 抗争中にドラケンがキヨマサに刺される
- マイキーにドラケンを任されたタケミチがキヨマサとタイマンで勝利
- 抗争は「東京卍會」の勝利で終わる
- ドラケンは一命を取り留めた
実写映画「東京リベンジャーズ」はこの8・3抗争がメインに描かれています。
映画を見る前にマンガを読んでみるのもアリかと。
ざっくりとした流れはこんな感じ。
抗争がおこっていることからドラケンが刺されるところまでは一緒。
タケミチがいたことによりドラケンが助かり未来が変わった。
この抗争で次の物語のメインとなる組織「芭流覇羅」の結成を告げられる。
半間修二はその副総長として敵対。
次の「血のハロウィン」編につながる。
抗争後にこの話の総括が書かれています。
抗争の総括
(引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」)
総括中におきた出来事が3つ
- 「愛美愛主」のH2世代約50名の吸収
- 三番隊新隊長に稀咲鉄太が就任
- 一番隊隊長・場地圭介が離反
今回の抗争で稀咲鉄太が三番隊隊長に就任。
H2世代は平成2年生まれ。
元々「愛美愛主」内でも総長の長内をよく思っていなかった世代であり今回の抗争をきっかけに離脱。
「東京卍會」と合流した。
基本的に稀咲鉄太の思惑通りにここまでは話が進んでいる。
その後、総会でタケミチが稀咲鉄太を殴ったのだが一番隊隊長・場地圭介が介入。
総会を壊したことを理由に一番隊隊長・場地圭介が離反した。
離反した理由はこの後の話「血のハロウィン」編で明かされることになる。
キヨマサはこの後は登場はしないためどうなったかは書かれていない。
まとめ
物語の序盤の抗争。この抗争で「東京卍會」の人数が100人から150人に膨れ上がった。
次の「血のハロウィン」につながる話になっている。
ちなみに、主人公のタケミチはこの段階では「東京卍會」のメンバーですらない。
次の抗争「血のハロウィン」のメインが元一番隊隊長の場地圭介と「東京卍會」の創設メンバーの1人・羽宮一虎の話。
個人的には次の「血のハロウィン」は物語のキーポイントでもあると思っています。
稀咲鉄太の思惑のほんの少しと「東京卍會」の結成話を聞ける。
実写映画「東京リベンジャーズ」はこの8・3抗争がメインに描かれています。
映画を見る前にマンガを読んでみるのもアリかと。