実写映画「3月のライオン 前編」の続編「3月のライオン 後編」のあらすじ・感想の紹介になります。
前編は主人公”桐山零”の背景を描いた作品ですが、後編は川本三姉妹をメインに繰り広げられるヒューマンドラマになります。
前作「3月のライオン 前編」のあらすじは・感想はこちらになります。
✅ 記事内容
- 作品概要
- あらすじ
- 今作の登場キャラの紹介
- 観どころ
- 観た感想
※ネタバレもありますのでご注意ください。
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作品概要
✅ 作品概要
- 原作マンガ 「3月のライオン」
- 公開日 2017年4月22日
- 監督 大友啓史
- 主演 神木隆之介
- 主題歌 藤原さくら「春の歌」
- 興行収入 約6億円
監督は前作と同じ大友啓史さん。大ヒット作「るろうに剣心」を手掛けた監督になります。
✅ 監督作品
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主題歌は藤原さくらさんの「春の歌」
あらすじ
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
原作マンガ「3月のライオン」の5巻~11巻の話をオリジナルストーリーにして映画化した作品。
川本三姉妹の次女”川本ひなた”が学校でいじめを受けた話と、川本三姉妹のいなくなった父親”甘麻井戸誠二郎(あまいどせいしろう)”が突然帰ってきて一緒に住もうと言ってくる話の2本になります。
✅ いじめ問題
ひなたの友達だった同級生がいじめを受けて転校してしまいました。
唯一そのいじめたやつらに反発した”川本ひなた”が次の標的にされた。
担任と周りの同級生はは見て見ぬふりをしていたが、担任がとうとういじめの心労で倒れてしまいます。
担任もうすうす気付いていたよう、担任になってから何回か同じようなことがあったようだ。
最初のうちは解決しようと頑張っていたそうだが、何にも変わらないことを知りいじめ問題を見て見ぬふりするようになったそうです。
✅ 川本家の父親
川本家の母親が生きていた頃に他の女性のところに行った父親が登場します。
彼は次女”川本ひなた”が生まれてくる前に他の女性と関係を持ち、三女”モモ”が生まれてくるときにはすでに他の女性と結婚していた。
そのことからモモとは初対面でひなたとはほとんど面識はなかった。
その父親が戻ってきたのには理由があった。
一緒になったぞの女性が病で倒れ、子供の世話とかその女性の介護がめんどくさくなり川本家に押し付けようとしていたのだった。
それぞれマンガとは違う終わり方になっています。
次に今作の登場キャラの紹介です。
今作の登場キャラの紹介
主人公たち主要キャラ紹介は前作の記事をご覧ください。
後編で紹介するキャラは2名。
- 高城めぐみ 中田青渚
- 甘麻井戸誠二郎 伊勢谷友介
いじめの主要”高城めぐみ”と川本三姉妹の父親”甘麻井戸誠二郎 ”の紹介になります。
高城めぐみ 中田青渚
いじめの主犯格。いじめたことの罪悪感はなく遊び感覚で川本ひなたやひなたの親友をいじめた人物。
いじめ発覚後は学年主任によって個別の教室に移されカウンセリングを受けていたが、いつまでたってもいじめに対しての罪悪感がなかった。
学年主任は教育の「教える」に「育てる」の育てるがなえれば投げ出しているほどと言っている。
甘麻井戸誠二郎 伊勢谷友介
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
川本家を捨てた父親。
好きな女性ができたと言って一方的に川本家を捨てたあげくに、その女性が病気になって寝込んだら川本家に戻ってこようとした正真正銘のクズ。
家を出る理由を川本家とその女性とでは違うことを話しており、その女性には自分が悲劇のヒロイン的に話していた。
一方、川本家には好きな女性ができたといって出ていった。要は川本家に我慢しろとのこと。
観どころ
後編は「いじめ問題」と「家族問題」をテーマに繰り広げられるヒューマンドラマになります。
- 根深いいじめ問題
- 家族を捨てた父親
川本三姉妹中心に描かれている後編。主人公はこの両方の問題を解決しようと奔走しますが、すこし空回りしてしまった感があります。
それでも将棋のプロとして、一人の男として奮闘している主人公が見所になります。
観た感想
いじめ問題と家庭の問題を映画の題材にしていましたが、正直いじめ問題か家庭の問題のどちらか一つだけでよかった。
2つの事を進行しようとしてどっちも内容が薄くなっています。マンガではかなり考えさせられる話なのに映画ではそれがない。
マンガでは学年主任が率先して解決に向けて行動をおこしています。中でも印象に残っているのが
「教える」に「育てる」
(引用 白泉社 羽海野千果 漫画3月のライオン 7巻)
教育とは「教えて育てる」ことといっているのですが、まさにそのだと思います。
学年主任でも今回のいじめの主犯者を「育てる」という文字がなければ放り出しているとまで言っています。
このやり取りが映画ではありませんでした。
他にもいじめ主犯の親に学年主任が言った
「いじめに証拠なんてものはない」もありません。
(引用 白泉社 羽海野千果 漫画3月のライオン 7巻)
これはすべての人に知ってほしい言葉。証拠なんてないんです。
いじめられた証拠を出せなんていわれても証拠なんて出ないのが当たり前。
逆にいじめられた証拠はいじめられた本人の証言が証拠になります。
それでもいじめた証拠を出せというなら「いじめていない証拠も出してください」といえるわけです。
マンガではかなり濃密に書かれていますが、映画ではほとんどわからないので本当に残念。
父親の問題も原作とは違っています。あんな感情的に言葉を話す主人公ではありません。
総合的な感想で言えば観ていてもおもしろくありませんでした。
ヒューマンドラマなのにかなり内容がうすいです。マンガで読んだ方がいいと思います。
まとめ
「3月のライオン 後編」の紹介でした。
正直、前作の方が観ごたえはありましたね。今回は2つの事を映画にしてしまったので内容が薄くなってしまいました。
「3月のライオン」の映画は前編・後編で終わりです。
マンガは2022年5月時点で16巻まで販売しています。マンガとしてかなりおもしろいので一度は読んでほしい作品です。
アニメも2期まで放送。動画視聴サイトで観ることができます。
「アニメ・映画」を両方観るなら【U-NEXT】でまとめてみることができます。両方とも見放題作品なのでかなりお得です。
今回はここまでになります。キャラクターの再現度は高い作品だけに少し残念な気持ちです。
後編だけ観たい場合はAmazonのレンタルがおすすめです
2022年5月時点で400円~から視聴できます。
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