バイオハザード1・2を題材にした作品「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」ですが、内容がひどいと言われています。
ミラジョボビッチさん主演のバイオハザード2の部分も同じようにラクーンシティを題材にしていますが、こちらはかなり好評です。
今回は「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」のひどい部分についてお話します。
最初に観た感想を率直に書かせてもらいます。
観た感想
ストーリーは原作ゲームとは少し改変されていました。
映画にするにあたって仕方のない部分もありますので一概にはひどいと言えないかもしれませんが、ひどかったです。
ですが、それ以上にひどかったのが「キャラクターの再現度」です。
誰一人として似ていない!!
- レオンがチキン野郎のボンボン
- ジルの性格が悪い
- クリス兄妹の仲が悪すぎる
あげればきりがないほどに違い過ぎる!!
バイオハザードを知らないのでは??ではと思うほど。
特にレオンが全然似てない。あんなチキン野郎になっているとは本当に残念です。
ここから映画のひどい部分をお話します。
✅ ひどい理由
- 原作設定をほぼ無視
- レッドフィールド兄妹の仲が悪い
- キャラクターが似てなさすぎる
- 無意味に原作のシーンが盛り込まれている
原作設定をほぼ無視
原作のゲーム「バイオハザード」シリーズのナンバリング1・2の作品を題材にした作品になりますが、設定などが違いすぎます。
- ラクーンシティが都市ではなく田舎に格下げ
- アンブレラが町からほぼ撤退済み
- 街の破壊方法がおかしい
ほぼほぼ別の作品になっている。これなら完全オリジナルのバイオハザードの方がまだましです。
強引に1・2を組み合わせたのもダメだった。それぞれが一つの作品でストーリー性があるのに強引に組み込んでしまった感がある。
レッドフィールド兄妹の仲が悪い
あまりのも兄妹の仲が悪い。
ゲームでは手紙のやり取りや、兄を尊敬しているところもあるのにこの映画にはそれがない。
最後のほうに少しだけ兄妹愛を感じますが、序盤のいがみ合いを見ているとつり橋効果と思えるほどです。
キャラクターが似てなさすぎる
レッドフィールド兄妹と同様に他のキャラがあまりにも似てなさすぎる!!
- レオン チキン野郎になっている
- ラクーン警察署の所長 変態性癖が無くなって勇敢になっている
- クレア 性格ひん曲がっている
- クリス 性格がちょっとおかしい
- ジル 男前性格が無くなった
- ウェスカー 誰だおまえ??
全員が性格がおかしくなっています。
キャラクターが全員似てなさすぎる。
レオンなんて特に別人。
原作をプレイしたことがあるのかな??と思うぐらいのキャラに仕上がっています。
ラクーン警察署の所長なんてクズだけど男前になっていますから。
バイオハザード2では蝋人形好きの変態クズ野郎だったのに映画では所長みたいにかっこよくなっています。
そんなところをかっこよくするぐらいならレオンをもっとかっこよくして欲しかった。
無意味に原作のシーンが盛り込まれている
原作の名シーンが無意味に組み込まれています。
- かゆい うま
- スペンサー邸でのゾンビとの初遭遇
- ラクーン警察署のトランプ柄のカギ
うん!!名シーンはいいものだね!!
ただ、映画に組み込む意味はあんまりなかったね。
原作を知らなければ意味不明のシーンだし。
ラスボスが弱すぎる
今作のラスボスはウイルス研究者”ウイリアム・バーキン”
ウイルスを体内に摂取してからの変異が早くラスボス風になっていましたが残念なラスボスになっています。
ラスボス登場で即終了のパターン。
弱すぎる!!本当に弱すぎる!!
バイオハザードRE2ではしつこいほど何回もクレアの前に現れましたが、今回は2回だけ。
1回目にクリスに速攻でやられて、2回目に全身変異した状態。
その状態もレオンにミサイルランチャーで一発。
時間にして合計5分程度。
タイラント出して!!タイラント!!
そっちの方がよかったよ!!
まとめ
続編があるような終わり方でしたが、作られるんでしょうかね??
ラストに謎の美女”エイダ・ウォン”が登場しますが、ミラジョボビッチさん主演のバイオハザードほど似ていませんでした。
個人的には続編はみたくないかな。
正直な話、1作目で作るなら洋館だけのストーリーで十分だったと思ったのが本音。
盛り上がりもあんまりなく、怖いとまでおもわなった作品です。
これをみると改めてミラジョボビッチさんのバイオハザードが良作かを知ることができます。