実写映画「岳-ガク-」のあらすじと感想。山に登る人の思いと山の恐怖を映画にした作品。

今回紹介する実写映画「岳-ガク-」

山を愛する主人公”島崎三歩”の山の楽しさと怖さを映画にしたヒューマンドラマ作品になります。

主演の小栗旬さんをはじめ、長澤まさみさんや佐々木蔵之介さんがこの映画を彩っています。

 

✅作品紹介

  • 作品概要
  • あらすじ
  • キャラクター紹介
  • 感想

 

作品概要

 

 

  • 原作 「岳-ガク-」
  • 公開日 2011年5月
  • 監督 片山修
  • 主演 小栗旬
  • 主題歌  コブクロ『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』
  • 興行収入 約16億

 

ビッグコミックスで連載していた作品。

2003~2012年まで連載していた「山岳救助をメインとしたヒューマンドラマ作品」を映画にした内容になっています。

 

主演は小栗旬さん。

監督は片山修監督。

映画よりドラマの監督や演出が多い監督さんです。

 

✅ドラマの有名作品

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主題歌はコブクロさんの『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』

 

 

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あらすじ

 

岳

(C)2011 「岳 -ガク-」製作委員会
(C)2005 石塚真一/小学館

 

世界の名峰を制覇した後、日本へ戻り山岳救助ボランティアとして活動していた島崎三歩のもとに、椎名久美が北部警察署山岳遭難救助隊の新人としてやって来る。

三歩の指導を受けて訓練をこなしていた久美だが、実際の現場で遭難者を救うことが出来ずに自信を失っていた。

そんなある日、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生する。

久美は仲間と共に現場へ向かうが、そこには想像を絶する雪山の脅威が待ち受けていた。

(引用 岳 みんなの山 – Wikipedia

 

山岳救助ボランティアの主人公”島崎三歩”をメインに、山の楽しさや怖さを映画にした内容。

原作マンガでは1話完結の作品が多いですが、その中でも印象に残る部分を映画にしてオリジナルストーリーにした原作とはまた違う映画になっています。

 

次にメインキャラクターの紹介。

 

 

メインキャラクター

 

メインとなるのが主人公の”島崎三歩”と山岳救助隊の新人隊員”椎名久美”になります。

この2人を中心にストーリーは展開していきます。

 

  • 島崎三歩 – 小栗旬
  • 椎名久美 – 長澤まさみ

 

島崎三歩 – 小栗旬

 

岳主人公 島崎三歩

(C)2011 「岳 -ガク-」製作委員会
(C)2005 石塚真一/小学館

 

今作の主人公。山岳救助ボランティアで常に山にいる山好きを演じているの”小栗旬”さんになります。

小栗旬さん主演実写映画

✅出演作品

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実写映画に数多く出演されている実力のある俳優さん。

特に銀魂は有名ですね。

原作マンガと違ってイケメンすぎる主人公で話題になりました。

 

 

✅島崎三歩

山岳救助ボランティアとして年中山にいる山好きの変人。

その技術は山岳救助隊にも信頼されるほどの技量。

 

  • 山でほぼ生活している
  • コーヒー好き
  • 何度か雪崩に遭遇しているが生きている
  • 常に笑顔

 

山に年中いるため山岳救助の要請を受けることが多い。

山岳救助ボランティアにも一応謝礼が出るのでそのお金で生活。

特にコーヒーが好きで山でよく飲んでいるが、山ではコーヒー豆は手に入らないので定期的に山を下りて購入しています。

 

山岳救助をする中で非情な決断をしなければいけないときもありますが、その中でも笑顔を絶やさずに常に前向きに生きることを考えている。

作中ではなくなった登山者の遺体を搬送そた後に食事をしている三歩にその理由を聞くシーンがあります。

その理由が三歩の決意ともいえるべきものなんじゃないかなと思っています。

 

椎名久美 – 長澤まさみ

 

(C)2011 「岳 -ガク-」製作委員会
(C)2005 石塚真一/小学館

 

山岳救助隊の新人隊員。

父親が山岳救助隊の元チーフで、父のような山岳救助隊になるべく志願した女性。

 

山岳救助に夢を見ているような人物だったが、現実を目にして意気消沈することも。

それでも現実と向き合い成長していきます。

 

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感想

 

(C)2011 「岳 -ガク-」製作委員会
(C)2005 石塚真一/小学館

 

原作を知らなければかなりいい映画。

山の楽しさや怖さを教えてくれる映画になります。

山岳救助隊のおおまかな仕事を知ることもできます。

 

  • 遭難者の捜索
  • 発見からの救助
  • 死亡していたら遺体を運ぶ

 

主に遭難者の救助が映画では描かれています。

中には厳しい判断をしなければならない場面も数多くあります。

それでも前を向いている主人公が印象的な映画です。

 

ただ、原作マンガを一度でも読むとちょっと残念な見えてしまいます。

 

  • ドラマチックにしすぎた
  • ヒューマンドラマ作品ではなくなっている
  • 主人公の印象が霞むぐらい弱い
  • 女性隊員”椎名”が別キャラ
  • 山の残酷さしかわからない

 

原作マンガは山に登る人々のヒューマンドラマになっています。

様々な思いがあって山に登っている人たち。

その手助けをしているのが主人公といったイメージ。

 

映画では主人公の三歩以上に救助隊の椎名久美がメインになっていますが、マンガではほとんど活躍しませんしキャラも違います。

個人的には映画よりマンガの方が好きです。

 

原作マンガ

 

 

  • コミックス全18巻
  • 作者 石塚真一
  • 出版社 小学館
  • 2008年にマンガ大賞
  • 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 受賞

 

2003~2012年連載作品。

ヒューマンドラマをメインとした1話完結が多い内容になっています。

 

作中では年も流れ、新人隊員だった椎名も部下を持つ立場になったり、山で父親を失った少年”横井ナオタ”は山に一人で登れる年齢まで成長します。

クライマックスではエベレストに挑戦する青年と、その近くの山ローチェで単独登頂を目指す三歩が描かれています。

 

個人的には実写映画よりマンガのほうが好きな作品です。

完結から時間がたっているので中古ではそこまでの値段はしません。購入するなら中古の単行本がおすすめです。

 

まとめ

 

山の楽しさと厳しさを映画にした作品「岳-ガク-」

山に登ったことがない私はこの映画で山に登ってみたいと一瞬思ってしまったぐらいです。

もちろん山の怖い部分も映画では表現されていましたが、それよりも山楽しさの方が個人的に注目してほしい作品です。

 

主演の小栗旬さんの主演実写映画も多いので気になる方は調べてみてください。

 

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