こんにちはなめ茸です。
今回紹介するのは「片田舎のおっさん、剣聖になる」
片田舎の剣聖と呼ばれる田舎の剣術道場のおっさん”ベリル”が弟子の思惑で剣聖まで上り詰めてしまうマンガになります。
まだ巻数は2022年9月時点で既刊2巻ですが、今見てほしいおっさん最強系のマンガになります。
- 作品概要
- あらすじ紹介
- 登場人物
- 1巻の内容
- 2巻以降~
- おすすめポイント
作品概要
- 原作 片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~
- 著者 佐賀崎しげる
- イラスト 鍋島テツヒロ
- 漫画 乍藤和樹
- 連載 どこでもヤングチャンピオン
- 既刊 2022年9月時点 2巻
小説家になろうが原作のマンガ。
その後ライトノベルで小説版が発売。
どこでもヤングチャンピオンで漫画の連載が開始されました。
あらすじ紹介
片田舎の剣術道場で剣術指南をしている”ベリル”が主人公
昔は騎士や冒険者になって多くの人を助ける夢を見ていたが、年月が経っても片田舎の剣術道場で剣術指導をしていました。
そんなある日弟子であった”アリューシア”が訪れます。
彼女はその実力から最年少で王国の騎士団「レベリオ騎士団」団長に上り詰めた実力者。
その彼女がベリルをレベリオ騎士団の剣術指南役に推薦。
これを好機と思った父親が、家から追い出し騎士団の指南役の役割を果たして来いという。
ついでに嫁探しも。
そんなことで王都に住むことになったベリルにはかつての弟子たちが集まってきます。
冒険者最強の称号であるブラックプレートの”スレナ”
魔法騎士団のエース”フィッセル”
騎士団員の新人”クルニ”
弟子たちに愛されているベリルは望んでいるわけではないですが剣聖への道を進むことになります。
次にマンガを彩る登場人物の紹介。
登場人物
- 主人公・ベリル
- 騎士団長・アリューシア
- 騎士団員・クルニ
- 騎士団副団長・ヘンブリッツ
- 冒険者・スレナ
- 魔法騎士団団長・ルーシー
- 魔法騎士団団員・フィッセル
主人公・ベリル
片田舎で剣術指南をしているおっさん。
冒険者になろうとした過去はあるようだが、何かあったららしく冒険者にならずに田舎の道場で剣術指南をしている。
数多くの弟子を輩出しており”片田舎の剣聖”と噂されている。
その強さの最たるものが眼。
見切ることに特化した眼は相手の呼吸や重心を瞬時に見切ることができ、常人ならとらえられない僅かな隙を容易にとらえることができる。
魔法には精通してはいないものの瞬時に魔法の危険性を理解することができる。
騎士団長・アリューシア
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
ベリルの弟子の一人。
圧倒的実力で王国の騎士団「レベリオ騎士団」で功績を上げ最年少で騎士団団長に上り詰めた。
騎士団長にまでなった目的は「ベリルに日の目を見てもらうこと」
誰も日の光を当てないベリルへの恩返しとあわよくば結婚したいと思っている。
騎士団員・クルニ
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
ベリルの弟子の一人。
陽気な性格でムードメーカー的な存在。
小柄な体格ながら男性二人を担ぎ上げるほどの怪力。
騎士団副団長・ヘンブリッツ
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
”轟剣”の異名を持つ「レベリオ騎士団」の副団長。
団長のアリューシアがいなかったら彼が団長になっていたほどの実力者。
そのチカラは木刀で巨牛を昏倒させるほど。
必殺技の回転切りは体全体のチカラを駆使して敵の武器ごと破壊する剛剣。
冒険者・スレナ
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
ベリルの弟子の一人。
冒険者の最高ランク”ブラックプレート”の持ち主。
過去に両親と一緒にモンスターに襲撃され一人だけ生き残った。
ベリルに川で発見された後に道場で世話になり数年後に養子先が見つかった。
魔法騎士団団長・ルーシー
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
年齢とは裏腹に少女の姿をした魔法騎士団団長。
その実力は間違いなく国の歴史に名を遺すほどの実力者。
騎士団員のフィッセルの事を溺愛している。
戦闘では四大元素を使用。
ベリルとの初対面では水蒸気爆発までやってみせた。
魔法騎士団団員・フィッセル
(引用 ヤングチャンピオン・コミックス 鍋島テツヒロ 「片田舎のおっさん、剣聖になる」 1巻)
ベリルの弟子の一人。
魔法騎士団のエースと呼ばれるほどの実力者。
魔法と剣術の融合”剣魔法”の使い手
努力家で他人にに努力の姿はあまり見せない。
天才と呼ばれることがあまり好きではないが、ちゃんと見てくれているベリルや魔法騎士団団長のことは尊敬している。
次に各巻数の紹介になります。
1巻の内容
家を追い出されたベリルは王都で宿をとることになります。
本格的に騎士団の指導をすることになるのですが、実力を疑っている騎士団の副団長”ヘンブリッツ”が手合わせを申し込んでくる。
”轟剣”と呼ばれる実力者でその圧倒的なチカラで敵の武器ごと両断する実力者。
木刀で巨牛を昏倒させたことでも有名だった。
1巻では”ヘンブリッツ”との対戦と騎士団長がなぜベリルを騎士団の剣術指南役に推薦したのかが分かります。
2巻以降の内容~
冒険者であるスレナの依頼で新人冒険者のパーティの引率としてスレナと一緒にダンジョンに向かいます。
その前に冒険者ギルドはベリルの実力を試すためにスレナとの一騎打ちを提案。
これを承諾した証明は一騎打ちに入ります。
その後にダンジョンに新人パーティと向かいます。
ダンジョン内での異常の調査なのですが、その調査終了後にダンジョンの外で特殊個体ネームド”ゼノ・グレイブル”と遭遇。
そのチカラはもはや生物ではなく”災害”指定されるほどのモンスター。
おっさんVSネームドの初の邂逅。
おすすめポイント
- 多くの弟子たち
- 特殊個体”ネームド”との対戦
- おっさんの戦い方
おっさん自体は強い以外はほとんど普通。
常識もあるし一般的な感覚ですが、登場する弟子たちのクセが異常に強いです。
騎士団長だったり魔法騎士団のエース。
冒険者の最強ランク”ブラックプレート”だったりと、弟子の育成能力が高すぎるおっさん。
そのほとんどがおっさんを好きすぎる状況。
2巻の最後の方に出てくる特殊個体”ネームド”との対戦がかなり好きになります。
もはや討伐が困難、もしくは不可能とされているモンスターと互角以上に戦っているベリルの強さ。
その強さは一国の軍隊に匹敵するほどです。
まとめ
おっさん最強系のマンガのおすすめ作品になります。
他のおっさん系マンガだと
- 戦鬼と呼ばれた男
- 新米おっさん冒険者最強パーティい死ぬほど鍛えられて無敵になる
- アラフォー賢者の異世界生活日記 ~気ままな異世界教師ライフ~
などがおすすめですかね。
戦記と呼ばれたおっさんはスローライフ系で、他の2作品はバトルマンガ的なやつです。
どれもおすすめできる作品ですので興味のある方は一度読んでみてください。