映画「るろうに剣心」最終章はひどいのか??映画としては完成されているが・・・。

るろうに剣心の最終章になる2部作がひどいと言われているのは知っていますか??最終章となる今回の話は原作マンガの最終章の部分を映画にした話になります。

 

✅ 映画とマンガの話

  1. 東京編→映画1作品目
  2. 京都編→映画2&3作品目
  3. 人誅編→映画最終章4&5作品目

 

東京編は映画の1作目。京都編は2・3作目になります。

最終章の人誅編が今回の映画「るろうに剣心」の最終章になっていますが、マンガの「るろうに剣心」とは違いかなりひどいと言われています。

 

どういったところが実際にひどいと言われているのかを今回お話します!!

✅ 記事内容

  • 本当にひどい映画なのか??
  • 作品のひどい部分

 

映画のあらすじは下記の記事で書かせてもらいました。

爆発的に人気が出た実写映画「るろうに剣心」の続編。最後と位置づけられた作品最終章のあらすじをご紹介します。前の3作品もいろいろおもしろかったですが、今回の作品もかなり楽しめました。 ✅ 最終章[…]

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最終章は本当にひどいのか

 

 

実際に見た個人的な感想を言わせてもらうなら

「全体的には良作だが、るろうに剣心ではない」!!

the・finalの方は原作のストーリーを組み込みつつ完成はされていました。ただし問題点も多かった。

 

✅ ヒドイと言われている理由

  • マンガとは全然違うオリジナルが多い
  • 過去と向き合い未来に進むための戦いなのに雪代縁の復讐ですべてが終わってしまった
  • マンガでは登場しない、もしくは活躍しないキャラが大活躍

 

the・finalはそこまで批判されていません。興行収入も40億越えと大成功しています。

実際にヒドイと言われているのがthe・beginningの方。

 

✅ the・beginningがヒドイと言われている理由

  • アクションシーンの少なさ
  • マンガではありえないような残虐シーンが多い
  • 剣心の過去なのに歴史の残虐性が際立ってしまった

 

the・finalは興行収入が約43億に対してthe・beginningの方が約23億となっています。実写映画としては23億は大成功なのですが、それでもthe・finalと比べると落ちています。

 

素直にマンガ通りに話を進めていれば悲しくも歴史の裏で暗躍した人斬りの話になるのだが、ただただ残虐性とモヤモヤ感が残る映画になっていました。

最終章2作とも駄作ではないので見どころのあるシーンも数多く存在します。実写映画の中ではオススメできる作品です。

 

実写映画るろうに剣心の最終章は皆さん見ましたでしょうか??るろうに剣心!!なのですが、ちょっと大人な感じのるろうに剣心になっていました!! ちょっと小さな子供には見せられないよ!!と思う戦闘シーンや描写[…]

the・finalがひどいと言われている理由

 

 

✅ ヒドイと言われている理由

  • マンガとは全然違うオリジナルが多い
  • 過去と向き合い未来に進むための戦いなのに雪代縁の復讐ですべてが終わってしまった
  • マンガでは登場しない、もしくは活躍しないキャラが大活躍

 

the・finalの方はそこまでひどくはありません。正直なところ実写映画の中では個人的に好きな部類に入ります。

ただ、原作の「るろうに剣心」とは違う思うともう少し原作に近づけてほしかった感はあります。

 

マンガとは全然違うオリジナルが多い

 

前作の3作品もそうですが、原作とは全然違う構成になっています。

 

✅ 原作の流れ

  1. 志々雄真実の後で剣心にゆかりのある赤べこが砲撃される
  2. その後警察署の所長宅と剣術道場が襲撃にあう
  3. その後、雪代縁と剣心が対面
  4. 剣心の過去の回想
  5. 雪代縁と同誌の道場襲撃
  6. 神谷薫の死亡と葬儀
  7. 神谷薫が生きていて連れ去られたことが判明
  8. 剣心がただ一つの真実に気付いて復活
  9. 雪代縁のアジトの孤島で対決

 

✅ 映画の流れ

  1. 雪代縁が横浜駅で捕縛後に釈放される
  2. 赤べこ・所長宅・剣術道場が襲撃に会う
  3. 剣心と雪代縁が会う
  4. ちょっとした人斬り抜刀斎時代の回想
  5. 雪代縁の町の襲撃
  6. 神谷薫が襲撃中にさらわれる
  7. 剣心単独でアジトに乗り込む
  8. 仲間たちが到着
  9. それぞれの戦い
  10. 雪代縁との対決

 

おおまかに書いていますが、剣心が立ち上がるまでに様々なことがマンガでは描かれています。

すべてを書くことは無理だったかもしれないが、2本作品ならthe・finalは神谷薫の死が偽装されるところまでにしてthe・beginningで最終決着してほしかったです。

 

過去と向き合い未来に進むための戦いなのに雪代縁の復讐ですべてが終わってしまった

 

マンガの人誅編は剣心が「過去と向き合い未来へと進むための戦い」です。それなのに映画では最初から最後まで雪代縁の復讐の物語になってしまっています。

正直に言ってマンガの設定は基本的に無視しているような内容になっています。

アクションは今までのるろうに剣心の中ではかなり多いです。アクションシーンだけでかなり盛り上がりますが、ストーリーは原作とは全然違います。

ただ、映画としてのストーリーには違和感はないので全然見れます。原作好きの方はちょっと「ん??」と思いますが、あんまり気にしないように。

だってるろうに剣心の実写って原作と最初から全然違うのですから。

マンガでは登場しない、もしくは活躍しないキャラが大活躍

 

 

オリジナルストーリーなのでどんなキャラが活躍しても不思議ではないのですが、それでも本当に不思議な構成になっている。

 

✅ 映画の不思議な構成

  • 相良左之助の活躍はない
  • 十本刀最強の瀬田宗次郎が参戦
  • 巻町操が強すぎる

 

相楽左之助はマンガではかなり活躍しますが、今回はかませ犬役になっています。本当にいいところなし。かと思えば篠森蒼紫の出番が極端に減り、巻町操が大活躍しています。さらに、登場しない瀬田宗次郎が特別参戦するといったい意味の分からない状況になっている。

篠森蒼紫の出番が極端に減ったのは俳優の不祥事が原因なのでしょうがない部分がありますが、瀬田宗次郎を登場させる意味はほとんどありませんでした。

瀬田宗次郎は人気キャラの1人とはいえ出す意味はあまりありませんでした。実際に戦闘シーンは数分ですから。

操の強さも本当に異常。戦闘スタイルが明らかに違うし、篠森蒼紫が苦戦した相手に勝っています。2作目の「京都大火編」で操役の土屋風太さんはアクションもできる俳優として認知されました。

それはいいことですが、原作の操ではもはやない。

 

次にthe・beginningがひどいと言われている理由をお話します。批判のほとんどはthe・beginningの方なので少し深堀します。

the・beginningがひどいと言われている理由

 

 

the・beginningが主にひどいと言われていますが、評価は分かれています。ただ、全体的に見るとヒドイ言われている件数が多い。

 

✅ ヒドイと言われている理由

  • アクションシーンの少なさ
  • マンガではありえないような残虐シーンが多い
  • 剣心の過去なのに歴史の残虐性が際立ってしまった
  • 無駄なラブストーリー

 

正直ここのヒドイと言われている部分は、映画のストーリー的に必要との見かたもできますが、大多数の人は「るろうに剣心としては残虐でストーリーがひどい」と思ったことでしょう。

 

アクションシーンの少なさ

 

アクションシーンは全体を見てもかなり少ないです。

マンガの過去回想でもそうですが、もともと戦闘シーンは少ない話になっています。映画になるとさらに少ない。るろうに剣心の実写映画はストーリーよりもアクションに定評があります。そのアクションを少なくしてしまったのは残念。

ただし、数少ないアクションシーンでも印象に残る戦闘シーンも多いのでそこまで悪いことにはなっていない。

 

✅ アクションシーン

  • 抜刀斎の天誅の時
  • 抜刀斎に刺客が送られたとき
  • 新撰組の池田屋襲撃
  • 抜刀斎と沖田総司との戦闘
  • 闇乃武との戦闘

 

全体で見てもこれぐらい。2時間近くの映画で戦闘シーンは20分もない。戦闘メインの話ではないのでしょうがないかもしれないが、るろうに剣心の代名詞になっているアクションシーンをないがしろにした代償は大きかったようだ。

マンガではありえないような残虐シーンが多い

 

マンガ「るろうに剣心」では絶対に書かれていないであろう残虐なシーンが多い。剣心だけではなくい新撰組ももれなく残虐になっている。

 

✅ 残虐シーン

  • 抜刀斎の人誅
  • 抜刀斎に刺客が向けられた
  • 新撰組の池田屋襲撃

 

かなり残虐なシーンが多い。マンガでは書かれていない人斬り抜刀斎の部分を映画にしたようですが、それにしてもかなり残虐。抜刀斎だけではなく新撰組もかなり残虐に描かれています。

新撰組は集団戦闘が得意だとか一つの基本技を徹底的に鍛え上げ絶対的な必殺技にしたとかいろいろ言われていますが、そんなことお構いなしにとにかく非道な集団に見えてしまった。

時代が時代といえばそうなのですが、ここまで残虐にする必要はあったのか疑問です。

しかも副長がなぜか沖田総司になっている!!

副長って土方歳三じゃありませんでしたか??歴史改変見つけました!!

 

剣心の過去なのに歴史の残虐性が際立ってしまった

 

剣心の過去の回想のはずなのに歴史の残虐性が目立っていました。

剣心の最初の妻・雪代巴との恋愛模様なども描かれていますが、そんなことお構いなしに残虐性が強い剣心しか印象に残りません。

雪代巴の最初の夫が何度も立ち上がって剣心に向かっていきますが、容赦がないほど連続で斬っています。あのシーンいるのかなと思ったぐらい。

 

無駄なラブストーリー

 

剣心の最初の妻・雪代巴とのラブシーンみたいなものが書かれていますが、マンガと違い感情移入がまったくできません。

 

✅ 理由

  • 作中の絡みはほとんどない
  • 剣心が大人になりすぎている
  • 時代の残虐性の方に目がいく

 

剣心が惚れる要素があるのかと思うほど。恋愛要素あった??逃げるために夫婦を装って本当の夫婦になるのはまぁわかる気がしますが、恋愛してないよね。ほぼほぼつり橋効果でくっついた二人。

 

全作品でオススメの作品はどれか??

 

個人的におすすめなのは1作目「るろうに剣心」と最終章の「るろうに剣心 the・final」です。

 

✅ 理由

  • アクションとストーリーのバランスがいい
  • 両方とも映画1本で完結している

 

映画1本で完結しているので見やすく、アクションシーンも全作品でみても多いので見ごたえがあります。2本まとめてみてもいいですし、1本だけ見ても楽しめる作品になっています。

 

✅ 京都大火編と伝説の最後編はどうなの??

こちらは前編後編になっているので続けてみるのがいいでしょう。ただし、マンガのるろうに剣心とは別物なので注意してください。個人的にいわせてもらうならあまり好きにはなれない作品でした。

下記の記事に書かせてもらっているので興味のある方はご覧ください。

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 今回で三作品目となる映画「るろうに剣心」。 タイトルでは「伝説の最後」なっていますが、続編も公開されています。記事のタイトルに書いてあるように今回も三[…]

 

まとめ

 

✅ まとめ

  • ひどいのは「the・beginning」の方
  • 残虐性が高すぎる
  • アクションが少ない
  • ストーリーはほぼオリジナル

 

最終章がひどいと言われているのはthe・beginningの方だけでした。the・finalの方は比較的評価が高く実写映画では名作の部類に入ります。

 

正直なところ、光る部分はある映画なのでそこまでひどい作品ではありません。ただ、好みはハッキリと別れる作品です。

アクションが少なくてもストーリーで楽しめる人はいいのですが、そうでない方は少し退屈な映画になるかもしれません。るろうに剣心の映画はこれで全部だと思います。続編はこれ以上作られないでしょう。

 

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