「鋼の錬金術師」のあらすじ紹介!!ダークファンタジーの傑作作品!!【完結マンガ】

傑作少年漫画「鋼の錬金術師」!!

実写映画化で話題になった作品でもあります。

錬金術マンガの代名詞ともいえるこの作品を紹介していきます。

✅ 作品概要

  • 著者 荒川弘
  • 2010年完結
  • 連載雑誌 ガンガンコミックス
  • 全27巻 完全版全18巻

 

2010年に完結した作品。

最終話掲載の2010年7月号は2割増しの発行部数だったものの完売してしまい、読者に届かないといったことがおこったために2か月後の9月号に再度載せるという異例事態にまでなった。

 

マンガのみならず、アニメ・ゲーム・アニメ映画・実写映画まで人気がでておりいまもなお話題性がある作品。

著者の荒川弘さんは男性ではなく女性漫画家。ファンの間では有名な話です。

 

あらすじ

 

錬金術が盛んな国アメストリスで国家錬金術師としての資格を持っている主人公エドワード・エルリック。
その弟で全身鎧姿のアルフォンス・エルリック。
2人の兄弟には秘密があった。
錬金術師としての禁忌”人体錬成”をしてしまったのだ。
兄エドワードはその代償に右腕と左足を、弟は魂以外をもっていかれてしまった。
人体錬成は失敗。人の形をしていなかった。
兄エドワードは弟の体を元に戻すべく”軍の狗”と呼ばれることもある国家錬金術師になる。
莫大な研究費用と引き換えに人間兵器としていつか戦場に送られるかもしれない。
それでも成し遂げたいことのために兄弟たちは旅をする

兄弟の目的は錬金術の到達点ともいえる存在”賢者の石”を探し出すこと。

物語の中心は賢者の石になっています。

作中では賢者の石をめぐり様々な思惑を持ったキャラクターが登場します。

 

  • 賢者の石を製造した人物
  • 賢者の石を核に作られた生物
  • 賢者の石の秘密を知っている人物

 

物語は複雑に進行していきますが、すべての伏線を回収しつつストーリーは完結しました。

 

キャラクター紹介

 

物語の中心は2人の兄弟。

 

  • 主人公 兄・アルフォンス・エルリック
  • 弟 エドワードエルリック

 

賢者の石を求めて広大な国「アメストリス国」を旅している。

 

主人公 アルフォンス・エルリック

 

今作の主人公!!

鋼の右腕に鋼の左足のオートメイルを付けた人物。

 

✅ 特徴

  • 金髪の低身長
  • 赤いマントをよく羽織っている
  • チビと言われることに過剰に反応
  • 国家錬金術師の資格を持っている
  • 国家錬金術師に与えられる二つ名は”鋼の錬金術師”

 

主人公としてはほかのマンガと違い最強とか最弱とかはない。

普通に強いし、普通に弱い。

登場のころから強さはインフレしておらず、若干強くなった程度。

 

身長が低いことを気にしており、厚底ブーツと頭のアンテナで身長の低さをカバーしようとしている。

睡眠も多く取ってはいるがなぜか身長は伸びない。

原因としてマンガで書かれているのが「牛乳嫌いとオートーメイルが重いこと」作中で結局は牛乳嫌いは直っていなかったようようです。

 

最終話では身長が伸びたエドも見られます。

あの最終回はもはや伝説だね!!

 

✅ 錬金術

術師にはそれぞれ特徴のようなものがありますが、基本的に万能型。

どこかに突出しているわけではないく状況によって戦略を変えて戦っている。

 

”真理の扉”を見ているのでエド自身が錬金術の術式に近い状態。

そのため錬成陣を書く必要はなく、手のひらを合わせて円を作れば錬成できてしまう。

作中ではほかにもアルフォン・イズミ先生・ロイマスタングが手合わせ錬成をしている。

 

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✅ 戦闘スタイル

錬金術メインなのだが、本人は格闘戦が好きらしい。

戦いになると必ずと言っていいほど格闘戦になっている。

 

番外編で”焔の錬金術師”マスタング大佐と戦う時なんかは日頃の恨みもあってか格闘戦にこだわってた。

「ゲンコでボコるのみ!!」とどうしても殴りたかったようだ。

ただ、破壊力としてはマスタング大佐の錬金術の方が高かったので敗北している。

 

かなり親近感が持てる主人公。

俺様強え~~系ではなく錬金術の基本”等価交換”で努力を対価に今の強さを手に入れているところ。

幼少期の修行なんか子供にやらせるもんじゃないよ!!

あれは大人でもキツイしできない。

 

アルフォンス・エルリック

 

主人公の弟。

全身鎧姿をしておりその中身空っぽである。

 

✅ 特徴

  • 全身鎧姿
  • ケンカは兄より強い
  • ”真理の扉”を見た人物
  • 優しい性格
  • よく動物を拾ってくる
  • ”鋼の錬金術師”だとよく間違えられる

 

優しい性格をしており兄みたいに好戦的ではない。

ただ、キレると兄以上に頑固で怖い。

 

作中でも強い部類に入る。 主に体術面は兄より強く兄とのケンカでは負けなし。

国家錬金術師の”鋼の錬金術師”によく間違われることから対応はお手の物。

正直本人もまんざらではない様子だが。

 

小さい頃から動物などをよく拾ってくるらしく、そのつどエドがもとの場所に戻してくるように言っている。

作中では最大の拾い物として行き倒れたリン・ヤオを拾っている。

エドはすかさず「元の場所に戻してこい」と人でなし発言をした。

 

✅ 錬金術

連載当初は錬成陣を書いて錬成していたが、記憶の一部が戻ったことにより手合わせ錬成が可能に。

錬金術は兄と同じ万能型。

”紅蓮の錬金術師”キンブリーと戦った時は賢者の石を使い、キンブリーと”ホムンクルス”プライド2人を相手にした。

 

✅ 戦闘スタイル

兄と同様で機転と判断がきくためその時の状況に応じて戦闘スタイルを変えていく。

錬金術メインかと思えばそれをおとりに味方のサポートをするなど多種多様。

 

戦闘とは関係ないが芸術センスは一般的なのでエドみたいにかなりファンキーな錬成物を錬成することはない。

正直あれはないよ!!エドさん・・・。

 

兄弟の目的

 

錬金術師としての最大の禁忌”人体錬成”を犯してしまった兄弟。

その代償としてエドは左足と右腕を。

アルフォンスは全身をもっていかれた。

 

✅ 兄弟の目的

弟の体と兄の足と腕を取り戻すこと

そのため錬金術の到達点ともいわれている物質”賢者の石”を探す旅に出ている。

国家錬金術師の資格をエドがとったのもそれが理由。

 

国家錬金術師になれば莫大な研究費用と軍の人間しか入れないような施設に入ることも可能である。

ただし、国家錬金術師なるとある制約を受ける。

 

  1. 数年に一度の審査
  2. 人間兵器として戦場に駆り出されるリスク
  3. 軍の人間としての扱い

 

一番キツイのは人間兵器として戦場に出るかもしれないこと。

マンガでは人間兵器として戦場に駆り出された錬金術師も数多く存在する。

 

作中で重要な部分である”イシュバール殲滅戦”。

多くの術師が投入された。

生き残った術師の中には”イシュバールの英雄”と呼ばれる人もいる。

戦場で人を殺すかもしれないリスクと引き換えにしても進むと決めた兄弟の話が今作のマンガです。

 

次におすすめポイントを紹介!!

 

おすすめポイント

 

  • 戦闘シーン
  • ストーリー
  • ホムンクルス
  • エドの芸術センス

 

この4点は印象に残ります。てか忘れられない!!

 

戦闘シーン

 

圧巻の戦闘シーンはまさに凄すぎる!!

 

✅ おすすめの戦闘シーン

  1. スカーVSエド&アル
  2. マスタング大佐VSホムンクルス・ラスト
  3. リン・ヤオ&ランファンVSキング・ブラッドレイ&ホムンクルス”グラトニー”
  4. バッカニア大尉&フー爺さんVSキング・ブラッドレイ
  5. スカーVSキング・ブラッドレイ
  6. エドVSプライド
  7. クライマックスの戦闘

 

上げるとキリがないほどのおすすめ戦闘ばかり。

個人的に一番を選ぶならスカーVSキング・ブラッドレイバッカニア大尉&フー爺さんVSキング・ブラッドレイの戦い。

マジで集中するし、感動もする。

 

作中の最強キャラの1人でもあるキング・ブラッドレイを倒すためにこれだけの人間が命を懸けるシーンはまさに圧巻の一言。

それだけブラッドレイが強く主人公たち最大の障壁として立ちふさがっている。

 

ストーリー

 

ストーリーは言うまでもなく最高!!

 

賢者の石から始まり錬金術の成り立ちや国の成り立ちなど様々なことが複雑に絡み合っている。

マンガの伏線はすべて回収してるのであと腐れもなく終わりました。

 

クライマックスもまさに感動。

錬金術師として人として成長した兄弟たちはまさに圧巻の一言。

 

連載開始から連載終了まで読んでいましたが、当時は中学生ぐらいから始まって終わったのが20第前半ぐらいでしたからまさにドストライクの年代でした。

おわったときは続編とかそんなのではなく無事に終わってくれたことにも感動しました。

引き延ばしとかなくて本当に良かったです!!

 

ホムンクルス

 

作中に登場する今作の敵キャラ達”ホムンクルス”!!

”お父様”と呼ばれる親玉を含めると全部で8人!!

 

  • ”フラスコの中の小人”ホムンクルス 通称”お父様”
  • ”憤怒”のラース
  • ”強欲”のグリード
  • ”嫉妬”のエンヴィー
  • ”色欲”のラスト
  • ”傲慢”のプライド
  • ”暴食”のグラトニー
  • ”怠惰”のスロウス

 

全員がそれぞれの大罪に恥じない戦闘をしている。

 

実写映画も制作されているこの作品。

1作品目に登場したのは”嫉妬””色欲””暴食”の3名のみ。

ネタバレになるが、”色欲”はマスタング大佐に倒されてしまったため続編の出番はない。

正直かなりもったいないぐらいマンガキャラに似ていたので続編にもでてほしかったが、マンガでも早期退場しているので仕方のない部分ではある。

 

最終章に位置づけされている続編には残りのすべてのホムンクルスも登場するのでかなりの見ものです!!

 

エドの芸術センス

 

作中でほとんど披露はしませんが、数回のありえない芸術的センスでものすごく印象に残ってしまっている。

 

「エド(主人公)の印象は??」

といかれたら迷わずに「低身長・芸術センスゼロ」と答えてしまうと思っています。てか、答えます!!

印象に残っているのが北部の時の車の外見の錬成と、スカーをおびき出すために町の壊れたものを直しまくっていた時のベビーカーとベランダの手すり

あれはないんじゃないかな・・・。

車の外装なんかあれじゃあ落ち着かないしめちゃくちゃ目立つよ。

職務質問されるレベル。

 

まぁ、芸術センスはあからさまに父・ヴァン・ホーエンハイムの影響です。 アルには遺伝しなくて本当によかった。

 

マンガ以外の映像作品

 

あまりに人気ため、アニメは2作品公開。

アニメ映画も2作品。

実写映画は1作品は公開ずみ。

最終章2作品はこの記事を書ている段階では公開されていない。

 

  • アニメ 1期目 2003年から放送 全51話
  • アニメ 2期目 2009年から放送 全64話
  • 実写映画 1作品目 2017年12月公開
  • 実写映画 最終章 復讐者スカー2022年5月20日 最後の錬成2022年6月24日

 

アニメの1期目は原作が完結していなかったのでオリジナルストーリーになっていますが、アニメ2期目はマンガ終了に合わせて同時進行していたのでマンガの完結までアニメで見れます。

 

実写映画ははもはやネタ映画として見ていただければいいと思っています。

駄作作品といってもいいから。

 

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まとめ

 

ダークファンタジーの代名詞ともいえる作品「鋼の錬金術師」のあらすじ紹介でした!!

 

今もなおファンの多いこの作品。 ふとした時に読みたくなるような面白さです。

このマンガは子供のころに読んでいた人が大人になって自分の子供に読んでほしいマンガとしておすすめできる作品です。

年代を問わないこの作品は親子や兄弟そろって楽しめる作品です。

 

私のおすすめマンガにのランキングにもきっちりと入っています。

有名すぎて知り合いに紹介しても無駄なレベルですが、知らない人は絶対に読んでみてください!!

 

今回はここまでになります。

 

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