週刊少年マガジンで連載中の大人気マンガ「東京卍リベンジャーズ」。
その中でもっとも謎に包まれている”主人公以外のタイムリーパー”は誰なのか？？
作中でタケミチがもう一人のタイムリーパーの存在に気付いてから様々な人物がタイムリーパーなのではないかと言われていきました。
独自の視点で誰がタイムリーパなのかを考察していきます。
もう一人のタイムリーパーは誰なのか？？
物語を進めていく中で最初にタイムリーパー説が出たのが”希咲鉄太”。
主人公・タケミチが15巻で希咲鉄太もタイムリーパーなのではないかと疑っていましたが、21巻184話で希咲本人が否定しています。
しかし、希咲自身がタケミチ以外のタイムリーパーと出会っていることは確実。
そのことからいくつかの人物が浮上しています。
- 半間修二
- 橘直人
- 佐野万次郎
物語が進行していく中で消えたり増えたりしているタイムリーパーの疑いのある人物たちですが、最終編と言われている「梵天編」まで疑いがある人物はこの3名。
半間修二タイムリーパー説
希咲鉄太と出会う前は”歌舞伎町の死神”と恐れられており、10人相手でもケンカにならないくらいの強さ。
東京卍會の副総長・ドラケンからはゾンビ野郎と言われるぐらいタフ。
主人公に最初に疑われたのが希咲鉄太。
のちに希咲がタイムリーパーではないことが判明し、希咲に近い人物として半間の名前が上がった。
この人物は登場してから意味深な発言が多く、もう一人のタイムリーパーはこの人物ではないかと言われていた。
✔ 最初に疑われた理由
最初のメビウス編が終わり、現代に戻ってきたときに半間は登場しています。
この時にタケミチと会っていますが、この発言がタイムリーパーなのではないかと言われている。
（引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」）
あれ 車乗ってねーじゃん ダリィ まとめてやっちまおうと思ったのになぁ 漫画 東京卍リベンジャーズ 5巻 172・173ページ
橘日向と再会して車でドライブ中なのをなぜ知っていたのか。
過去のタイムリープですでに知っていたのではないかと言われていました。
それ以外にも希咲ともっとも近かったことや重要場面では必ず絡んできたこともあり有力視されていた。
ただ、個人的にはタイムリーパーではないと考えています。
- 天竺編の途中でタケミチが鶴蝶に撃たれたてタイムリープするまでに一度も登場していない
- 番外編で希咲のことを”道化”と言っている
✔ 天竺編タイムリープ前に登場していない
天竺編の途中で一度現代に戻った時には登場すらしていない。もし半間がタイムリーパーなら希咲は手元に置いていたはず。
天竺編ではほとんど活躍がなく裏方になっていた。
実力を考えるなら幹部を任されてもいいものの希咲手駒として最後までいた。
このことから半間はタイムリーパーでないと考えています。
✔ 番外編での半間の発言
番外編でも半間は自身の事を”死神”希咲の事を”道化”と表現しています。
このことからもう一人のタイムリーパーは希咲を動かしていた可能性もあります。
半間は希咲の命令どうりに動いていたので可能性は低いかと。
最終章となる梵天編ではいまだに登場がないため可能性は低いですが、絡んでくるとなると半間がタイムリーパー説が一気に最有力になるかもしれません。
橘直人タイムリーパー説
主人公タケミチのタイムリープに欠かせない存在の橘直人。
最初のタイムリープと梵天編のマイキー以外ではすべて橘直人経由でタイムリープを行っていた。
ではいったいなんでタイムリーパー説が浮上しているのか。
- 二回目の橘日向が亡くなった時にどこにいたのか
- タケミチがタイムリープする前には橘日向と一緒に亡くなっていた
- なぜタケミチの言葉をすべて信用して刑事までなったのか
✔ メビウス編直後の不可解な行動
メビウス編が終わり現代に戻ってきたタケミチは元恋人の橘日向と橘直人の3人で車でドライブするシーンがあります。
その後、橘日向とタケミチは車を降りて歩きますが、橘直人がどこにいったのか書かれていません。
そして橘日向がトラックに潰されてまた亡くなるのですが、橘直人はいったいどこにいたんでしょうね。
そのまま家に帰宅したとも考えられますが、それにしても不自然。
✔ タケミチを信じて刑事になった
タケミチの言葉を信じて刑事になったのもよくよく考えると不思議でなりません。
いくら父親が刑事だったとしても赤の他人からの言葉をそれほど信じられるのは何か確信があったのかもしれません。
橘日向からタケミチの事を聞いて信じてみようと思ったのかもしれないがそれしても不思議である。
リベンジャーズの意味
ここでタイトルの「リベンジャーズ」の意味が深く関わってきます。
リベンジは英語で書くと「Revenge」と書きます。意味は復讐・仕返し・報復・復讐心・雪辱の機会などがあります。
これはタケミチが過去の自分に”リベンジ”する物語の意味にも見えますが、複数形の”ズ”がついているため複数の人物が浮かび上がります。
- 主人公・花垣武道
- 希咲鉄太
- 橘直人
物語でリベンジしているのはこの3名。
タケミチは過去の自分に、希咲鉄太は計画を何度も何度もタケミチに潰されたこと、だとしたら橘直人は？？
過去に自分と姉を殺されたことによるリベンジなのかもしれません。
どちらにしろ複数形にされていることからタケミチ以外にも復讐する人物がいることが確定。
もっとも疑いが深いのが橘直人ではないかと言われています。
橘直人は他にも黒幕説なども存在しているので考察班は大変ですね！！
佐野万次郎タイムリーパー説
梵天編に入るときに橘直人との握手ではなく佐野万次郎の握手で過去のタイムリープしています。
このことから「マイキーも実はタイムリーパーなのではないか」と言われています。
過去の発言や12年後タイムカプセルの手紙の内容から真実味を帯びてきた。
マイキーがタイムリーパーならいったい何をしているのか。
いくつかの予想を書いてていきます。
- タケミチとの約束を守るために使用
- ”黒い衝動”に飲み込まれ悪用
- タケミチとは違うタイムリープをしている
✔ 約束を守るために使用
中でも有力なのがタケミチとの約束を守るために使用している可能性。
仲間全員を守ることをタケミチと約束していたので、そのために手を汚してまでタイムリープを使用していた可能性はある。
元不良の東京卍會のメンバーはそれなりに知名度があり厄介ごとに巻き込まれる可能性が高いが、マイキーがタイムリープでそれを事前に知って潰していた可能性もある。
✔ 違うタイムリープをしている可能性
次に有力なのがタケミチとは違うタイムリープをしているのではないか。
例えば最初に過去に行くのではなく未来に行っている可能性も高い。
タイムリープは主に精神だけが過去か未来に行っているのでタケミチとは逆で過去から現代にタイムリープを繰り返している可能性もある。
✔黒い衝動に揉みこまれた時だけタイムリープをしている
最後は”黒い衝動”飲み込まれているときだけタイムリープしている可能性。
マイキーは二重人格説もあるため、この説が正しければ可能性としてはありえる。
ただ、可能性としては一番低い。
梵天編の三天が絡んでいる可能性は？？
（引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」）
マイキーがタイムリープ説が急浮上してきたのが”梵天編”。
マイキー以外の東京卍會のメンバーは幸せに過ごしているがマイキーのみ関東卍會の首領で裏の人間になっている。
この梵天編で重要になっているのが”三天”と呼ばれる怪物が率いる3つのチーム。
- 佐野万次郎率いる「関東卍會」
- 瓦木千咒率いる「咒」
- 寺野南率いる「六波羅単代」
この3つのチームが”三天”と呼ばれておりタイムリープ前の現代ではのちに梵天になると言われています。
この3チームの中にも疑わしい人物が存在しますが、あまりに情報がないため考察されていません。
このまま物語が進めばタイムリーパーが誰なのかは判明すると思いますが、いま考察で上げた3人以外の可能性もあるわけです。
（引用 講談社 作者・和久井健 漫画「東京卍リベンジャーズ」）
ちなみ疑わしいのが2名
- 三途春千夜（関東卍會ナンバー2）
- 明石武臣（咒ナンバー2）
個人的にはこの2名は怪しさバリバリ。
希咲と繋がりがあったかは分かりませんが、かなりの怪しさ。
現代の梵天でもナンバー２と相談役をそれぞれ務めているためタイムリーパーでも怪しくはない。
特に怪しいのが明石武臣。
梵天の相談役として組織に入っているので様々な繋がりがあると考えられますが、それがタイムリープして得た情報かもしれないと考えられる。
まぁ、希咲と繋がりがあるとはおもえませんけど・・・。
三途春千夜の名前もあがってはいますが可能性は低い気がする。
マイキーに心酔しているのでマイキーの為ならやりそうだが、半間のような愉快犯ではないので可能性としては低い。
まとめ
様々な名前が上がる中でもっとも有力だった希咲鉄太が違うと分かりもう一人のタイムリーパーは誰！？と考察は躍起になっています。
可能性としては紹介した3名と梵天のメンバーである2名ですが、今後の展開で新キャラが出る可能性もあります。
そのキャラが希咲と近い人物であるならもはや確定的でしょう。
個人的には橘直人タイムリーパー説が好き。
謎が多すぎですもんあの人物。
