アニメや漫画の実写映画化作品は毎年のように公開されています、なかには失敗したとしか思えない作品も数多く存在します。
中でも週刊誌の「週刊少年ジャンプ」の作品は実写映画化されることも多いです。
「るろうに剣心」
「銀魂」
「デスノート」
など、成功した作品もあります。
今回の記事はその逆「実写化に失敗したジャンプ作品」を5つ紹介しようと思います。
- 公開された週刊少年ジャンプの実写映画作品
- 失敗した5作品の紹介
週刊少年ジャンプの実写映画
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週刊少年ジャンプで実写映画化された作品は全部で18作品。
- テニスの王子様
- デスノート(3作品)
- ピューと吹く!ジャガー
- 魁!!男塾
- ドラゴンボール
- ROOKIES
- こち亀
- るろうに剣心(5作品)
- HK 変態仮面(2作品)
- 暗殺教室(2作品)
- バクマン
- 珍遊記
- 銀魂(2作品)
- ジョジョの奇妙な冒険
- 斉木楠雄のΨ難(さいなん)
- BLEACH
- ニセコイ
- 約束のネバーランド
(引用サイト週刊少年ジャンプ原作実写化の映画まとめ!一覧で見るなら映画の時間 (jorudan.co.jp))
集英社の他のジャンプ系作品も含めれば50以上の作品が実写映画化されています。
18作品の中でも特に評価が高いのが「るろうに剣心」「銀魂」のシリーズです。
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「るろうに剣心」は全5作品が作られており、全部の興行収入は200億円以上の超大作。
原作マンガのすべてを映画化じた作品です。
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「銀魂」は全部で2作品公開されました。原作マンガの人気ストーリーである「紅桜編」が1作目のベースになっています。
2作目は「真選組動乱」をベースに作られました。
両作品これ以上の続編は作られませんが、ジャンプの実写映画の1・2を争うほど人気が高い作品です。
逆にこれから紹介する5作品は、マンガでは人気が高かったものの、実写映画の評価は最低の作品ばかりになります。
ネタとして観れるのならオススメしますが、正直言って途中で飽きるか、最初の15分ぐらいに観る気が失せる内容です。
個人的には駄作作品は好きな部類なので観ちゃいますが、他の人にはオススメできない作品となっています。
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BLEACH
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「職業:高校生」「特技:幽霊」が見える少年”黒崎一護”が、死神”朽木ルキア”と出会って仲間を守る為に戦うアクション作品。
全74巻の大人気マンガの序盤を映画化した内容だが、あまりにもヒドイ内容だったため興行収入もかなり低く続編の公開もなかった。
✅失敗した内容
- オリジナルのストーリーが雑
- 説明が多すぎる
- 修行シーンがなぜかある
- ルキアが似せる気がない
- 衣装などの小道具が映画で使用するレベルではない
- 無駄にCG技術だけ高い
修行のシーンが多く、説明も多い。
虚であるグランドフィッシャーの扱いも雑過ぎて原作を読んでいないのか??と思える内容。
この作品は”福士蒼汰さんを観るためだけの映画”ともいわれるほどです。
ヒロインの1人である朽木ルキアなんかは、似せる気がもはやないレベルで作られていました。
これは監督の指示なのかな??
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ニセコイ
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組同士の抗争を防ぐために主人公”一条楽”とヒロイン”桐崎千棘”が偽物の恋人「ニセコイ」として付き合うことになるラブコメ作品。
ジャンプマンガの恋愛作品と言われれば必ず名前が挙がるほどの人気作品ですが、映画ではそれをすべて台無しにした。
✅失敗した内容
- コスプレ感満載の制服
- 似ていない俳優陣
- 中途半端なコメディとご都合主義の恋愛
- 原作のなぞ解きが一切ない
- 演劇がマジでいらなかった
俳優のコスプレ作品としか言えない。
ストーリー性はほぼなく、原作のなぞ解き要素も皆無。
文化祭の無駄に長い演劇も本当にいらなかった。
あの演劇を無しにしてもう少しだけストーリー展開を良くして欲しかったです。
ちなみにコスプレ作品と言えば他には「ホリック XXXHOLiC」や「ヲタクに恋は難しい」などはあります。
興味のある方はそちらもご覧ください。
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ジョジョの奇妙な冒険 第一章 ダイヤモンドは砕けない
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大人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の第四章を実写映画した作品。
主人公”東方仗助(ひじかたじょうすけ)”が、自身が住んでいる町「杜王町」を舞台にスタンド使い同士の戦いを繰り広げるバトルマンガ。
続編の制作も予定していたようですが、あまりの興行収入の悪さにお蔵入りした作品。
その為終わり方がかなり雑になっています。
✅失敗した内容
- 主人公があまりにも棒読み
- ストーリーの盛り上がりが終盤ではなく中盤
- 原作のキャラ設定を無視したかのような内容
- この作品だけでは意味が分からない
- ラスボス的な存在が序盤からわかってしまっている
原作マンガを知っていたら意味の分からない展開ですし、知らなければ知らないで説明不足の内容。
「スタンドって何??」
「この人誰??」
「何が目的なの??」
何もわからずに映画が終了。
続編の制作もないためすべてが分かりません。
ちなみにこの作品で主人公を演じた山崎賢人さんは、”原作クラッシャー”と不名誉な呼び名がつけられてしまいました。
のちに公開された大人気作品「キングダム」の実写映画でこの呼び名は無くなりましたが、かなり気にしていたようです。
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暗殺教室
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落ちこぼれクラスの担任に赴任してきた通称”殺せんせー”
卒業までに暗殺しなければ地球が滅亡することになる役目を背負った生徒たちと、殺せんせーとの1年を描いた作品。
ハッキリ言わせてもらえれば「興行収入のいい駄作作品」
内容的にはみるべきところはないですね。
✅失敗した内容
- キャラクターが誰一人原作と似ていない
- ストーリーが無理やりすぎる
- 生徒全員の戦闘シーンは無い
- 俳優目当てでしか観れない
ストーリーはかなり雑。
1年の季節がすぎるのが映画2本分とかなり早いため、メインキャラ以外の生徒の扱いは雑になっています。
ぶっちゃけ主人公とその周りの数人しか印象に残らない。
マンガのように生徒全員が特徴があるようには制作されていません。
仕方がないですが、これは暗殺教室ではないですね。
この作品は俳優さん目当てで観るしかないですね。
菅田将暉さんや、山田涼介さん、橋本環奈さんも出演されています。
さらに当時嵐のメンバーだった二宮和也さんも声優として出演。
俳優目当てなら見る価値ありですが、私は興味が無いので普通につまんない作品です。
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DRAGONBALL EVOLUTION
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なんでも願いが叶う玉”ドラゴンボール”を集めることが最初だった作品。
当初はギャグ枠で連載されていましたが、バトルマンガにシフト。
ジャンプマンガと言えば必ず名前が挙がる、世界的にも有名な作品です。
ですが、この作品の実写映画は世界を落胆させました。
✅失敗した内容
- 全部
全部です。全部。
何もかも失敗していました。
ハリウッド作品なので嫌な予感はしていましたがまさに的中。
- 孫悟空が大学生
- 恋愛している悟空
- 誰一人似せようとしていない俳優陣
- 似せる気の無いピッコロ大魔王
- ストーリー性が意味不明
(C) 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & (C) Bird Studio / Shueisha, Inc.
原作者の鳥山明さんが、ドラゴンボールではないと批判したぐらいの作品。
孫悟空が大学生で、恋愛をしているシーンなんて誰も望んでいませんよ。
マンガの悟空なんて、無職で修行ばかりしている人でなしです。
子供の悟飯も母親のチチが一人で育てたといっても過言ではありません。
ネタ枠をぶっ壊して、もはや怒りすら覚える出来でした。
最後に:ジャンプは実写不可能な作品が多い
✅失敗した作品5選
- BLEACH
- ニセコイ
- ジョジョの奇妙な冒険 第一章 ダイヤモンドは砕けない
- 暗殺教室
- DRAGONBALL EVOLUTION
ニセコイなんかは、もう少しストーリーを考えればいい作品になったかもしれません。
他は無理でしょうね。何をどうやっても。
実写映画よりアニメ映画向けです。
実際にドラゴンボールはアニメ映画で大人気ですから。
今回は「失敗した週刊少年ジャンプの実写映画作品5選」でした。
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